千鳥の大悟が最後に選んだのは「さじ付きマンボ」。見た目はピンク色のアイスキャンディのようだが、それを食べた大悟の感想は……「まずい! 味、触感、全部ごっついまずい!」というものだった。
かじるや否や、そのまずさに悶絶する事態に。「ラムネの味でもない」「明治大正の甘みのとり方」「和三盆とかの種類? 」とコメントしたが、終始、大悟の表情は苦いまま。
実はこのさじ付きマンボ、名古屋発祥のご当地駄菓子だという。名古屋出身のライター・ペリー荻野氏が、このお菓子について解説してくれた。
「懐かしいですね。名古屋で育ったひとなら、駄菓子屋で誰でも食べたことがあるんじゃないですか。もうどこの駄菓子屋さんでも売っている、駄菓子オブ駄菓子みたいなものですよ。ただ、この『テレビ千鳥』で放送された『さじ付きマンボ』の存在は私も初めて知りました。
筒状に巻かれたビニールに、ほの甘いお菓子が入っていて。いまどきのスイーツみたいなわかりやすい甘さはなく、素朴な味がします。くちどけはラムネに近くて、そこまで固いものではありせん。大悟さんは『まずい』と言っていましたが、私が食べていたころは、そんな感想を持ったことは一度もありませんでしたよ」
製造元の丸義製菓に番組の反響を問い合わせるも返答はなかったが、都内でも、府中市の駄菓子店でさじ付きマンボを発見できた。店主に話を聞いた。
「なんかテレビで紹介されてたよ、って問屋さんから聞きました。とくに売れ行きが変わったとは思いませんが、来週から売れるかもしれませんね」
この日、『テレビ千鳥』を見てさじ付きマンボを購入した客が、その絶妙な味と食感を解説してくれた。
「味はラムネから酸味を抜いて、ややミルキーっぽさを足した感じがしました。パピコのように、周りのビニールごと噛んで、中身だけしごいて食べるのですが、ビニールが柔らかいので、気をつけないとビニールごと噛み切って飲み込んでしまいそうです。大悟が言うほどまずくはないですけど、固まった甘い粉を舐めているような……かなり変わった食感です」
さじ付きマンボ、どうやら一度は食べてみないとピンとこない駄菓子のようだ。
https://smart-flash.jp/entame/180841/1
https://i.imgur.com/TpLL1Sz.jpg
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Source: 芸能トピ