これに対して、「環境が整備されて初めて努力ができる」「東大に入れた事が努力の賜物」などと議論が巻き起こっている。一連の投稿について、J-CASTニュースは12月20日、なつぴなつさんに詳しい話を聞いた。
発端になったのは、なつぴなつさんが20年2月にX投稿した次のような内容だ。
「勉強なんてこの世界で唯一努力が報われる分野なのに環境のせいにして努力しない人間が本当に嫌い。持たざる者が人生逆転したいなら勉強するしかないんだよ。私は学校にも居場所なくて塾も行かず、人生変えてやるって反骨心だけで古本屋で買った問題集1人でヨレヨレになるまで解いて東大受かったよ」
この投稿をまとめサイトが取り上げ、23年12月18日に拡散。「努力したら必ず成功するわけではない」「勉強出来る環境にある事がもう恵まれてる」などと批判する声や、「勉強が一番手っ取り早いのその通り」「説得力しかない」などと納得する声も上がった。
拡散を受け、なつぴなつさんは同日、その投稿に至った経緯についてXで説明。東大入学後に「東大にまで入れたのは環境のおかげでしょ?」と指摘されるようになったという。
中高一貫の進学校に入学し家庭も恵まれていたと振り返りつつも、「その環境に適合できたかといえばそうではありません。いじめを受けたり授業が合わなかったり。結局塾も入らなかったし授業も聞けなかった」と述べた。
「東大に入れたのは私の努力の成果である点が大きいのに、それを無かったことにされるような虚しい気持ちになりました」
なつぴなつさんは、勉強の才能はあると思うとしつつも、「全員が頑張れば東大に入れるとは思っていません。ただ同時に勉強はその他の分野に比べ圧倒的に努力が報われやすいのも確かだと確信しています」と主張した。
最後に「努力すらしない人から『自分がうまく行かないのは環境のせい、お前はたまたま運が良かっただけ』と今までの自分を否定されるのはあまりにも筋違いだと思い、この発言に至りました」と締めくくっている。
中略
一連の投稿の中で、なつぴなつさんは「実際に環境が悪くて努力ができない人」でなく「環境のせいにして努力しない人」に向けたメッセージだと強調する。それはどのように異なるのか。
「言葉通りとしか言えないのですが、単に実際にそのような環境だったかどうかだと思います。しようとする余地があったのかどうか。ただ、いずれにしても、その環境が恵まれている人に突っかかって不快な気持ちにさせる権利はないと思います。他人と比べても虚しさしか生まれませんし、自分とその周りにもっと目を向けてやれることをやっていくのが1番幸せになれると思います」
全文はソースをご覧ください
https://www.j-cast.com/2023/12/21475331.html
2023.12.21 14:19
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Source: 芸能トピ