※『HUNTER×HUNTER』最新話に触れています
第392話『情報』では、警察の介入により「シュウ=ウ一家」のヒンリギと、「エイ=イ一家」の刺客による抗争が一段落。そこで警備の1人が、ヒンリギに「エイ=イ一家」組長・モレナ=ブルードの情報をちらつかせ交渉を持ちかける。
一方、ヒソカ捜索に出ていたヒンリギの部下、リンチとザクロはヒソカに遭遇。ところがリンチは一瞬でKOされ、ザクロも為す術なく圧倒されてしまう…。
前回はヒンリギvsバドイユという、“ほぼモブキャラ”同士の戦いが描かれたが、今回はヒソカがついに再登場。さらに「幻影旅団」の面々も姿を現し、物語が盛り上がっていくことが予想されている。
しかしその一方、読者の間では“文字数の多さ”が賛否両論を巻き起こしている模様。《ハンターハンター文字多すぎてページ捲る度にクラッとする》《文字多っ!笑 ページめくった瞬間見る気失せるわ笑》《文字多すぎて読む気起きない》《相変わらず文字が小さくて長いからズームして読んでる》といった反応が相次いでいた。
「スマホ時代」に適応できるのか
読者の反応が至極まっとうだと思われるほどに、今回のエピソードはセリフやモノローグの量が多め。とくに「シャ=ア一家」の若頭・オウ=ケンイたちの動向が描かれたシーンは、ページ内が文字で埋め尽くされていた。結果として1文字ごとのサイズが小さくなり、読みにくさに拍車をかけている印象だ。
紙版ならまだしも、問題はスマートフォンで読んだ際の可読性。「ジャンプ」を電子版で定期購読している人々からは、《スマホだとハンタの上のほうの拡大できず文字全然読めんくてわろた》《ハンター文字量多いからスマホで読むの結構きついかも》《ハンターはスマホでは読めませんでした字がちいせえ》といった声も上がっている。
こうした声が目立っているのは、「ジャンプ」の電子版の購読者数が大幅に増えたことも影響しているかもしれない。電子版の定期配信が始まったのは2014年のことだが、そこから着々と売り上げを伸ばし、今や電子版は毎号70万部以上を売り上げている。
つまりは「HUNTER×HUNTER」が休載していた約4年の間に、「ジャンプ」をスマートフォンなどで読む層が激増したのだろう。そんな時代の変化に、冨樫義博はどう対応していくのだろうか。
2022年11月1日
スマホでは読めない!?『HUNTER×HUNTER』の“文字多すぎ問題”再燃
https://myjitsu.jp/enta/archives/113912
続きを読む
Source: 芸能トピ