中学進学以降は学業優先で俳優業をセーブしていた芦田愛菜さん。
情報バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)には2019年からMCとして出演していますが、これ以外のレギュラー番組は持たず、俳優業は拘束期間が短い映画や単発ドラマにたまに出演する程度でした。
そんななか、今年度から慶應義塾大学 法学部 政治学科へ進学したことをきっかけに、満を持して連ドラ出演を再開したのです。
まずは今年7月期の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)。主演・松岡茉優さんが演じる担任教師のバディ的な生徒役を好演しました。
続いて来年1月期の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)。TBSの看板枠である「日曜劇場」の作品で、主演・西島秀俊さんが演じる天才指揮者の娘役を演じることになっています。
両作ともポスターなどには、主人公と芦田さんが演じる役の2人の写真がメインで扱われており、ダブル主演と言っても過言ではない待遇。ですが、それぞれ松岡さん・西島さんの単独主演作ということになっており、芦田さんは準主役という位置付けなのです。
小学生時代に主演作多数、現在はCM出演多数
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芦田さんは3歳のときから芸能活動を始め、5歳のときに出演した連ドラ『Mother』(2010年/日本テレビ系)で母親からネグレクトを受ける少女を演じ、注目を集めました。翌年の6歳のときに阿部サダヲさんとダブル主演した連ドラ『マルモのおきて』(2011年/フジテレビ系)が大ヒットし、天才子役として売れっ子になったのです。
その後も小学生時代に、豊川悦司さんとのダブル主演作『ビューティフルレイン』(2012年/フジテレビ系)、初の連ドラ単独主演作『明日、ママがいない』(2014年/日本テレビ系)、シャーロット・ケイト・フォックスさんとのダブル主演作『OUR HOUSE』(2016年/フジテレビ系)で、連ドラ主演のキャリアを積んでいきます。
こうして国民が幼少期から彼女の成長を見守ってきたわけですが、19歳となった現在はCMに引っ張りだこ。
ニホンモニターが今月発表した「2023タレントCM起用社数ランキング」によれば、21社契約で1位の川口春奈さんに次いで、芦田さんは16社契約で2位。ちなみに昨年は1位を獲得しており、一昨年は2位と、安定した人気を誇っていることが伺えます。
また、芦田さんと言えば、2019年11月に催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に出席し、凛とした着物姿で2分以上に渡る天皇陛下御即位の祝辞を述べたことも話題に。
松尾芭蕉「奥の細道」の話題などを挙げながら述べたその内容が大人顔負けで、中学3年生とは思えない聡明さだと絶賛の嵐だったことを、記憶している人も多いのではないでしょうか。
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12/22(金) 9:03配信
現代ビジネス
1月スタートの「日曜劇場」に準主役で出演
写真提供: 現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/779845a9c148cfa92cb5da83520f2a6c73c1909f?page=1
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Source: 芸能トピ