《この作品の中で、たくさん「幸せ」という言葉が出てきました。幸せの定義は人それぞれだけれど、お金や結婚などの固有名詞から得られる幸せとはまた違ったその奥底「素敵なあなたと、素敵なあなたたちと一緒にいるから幸せなんだ」そんなことを改めて教えてくれたように思います》?─いまから3年前、ドラマ『姉ちゃんの恋人』(2020年・フジテレビ系)の撮影を終えた有村は、自身のインスタグラムで、花束の写真とともに幸せについてこう投稿した。花束の中央でひときわ輝いていたのは、イエローのひまわり。このときから彼女が思っていた「素敵なあなた」は──。
11月4日、都内のライブハウスで、King & Prince(以下、キンプリ)の5周年イベントが開催された。歌やゲーム、トークなど盛り沢山のイベントを終えた高橋海人が、寄り道もせず急いで帰宅したのは、2022年から住み始めた都内の高級マンションだった。
20代前半のアイドルが選ぶには少々渋いヴィンテージマンションだが、高橋の選択には理由があった。ここには思いを寄せる女性が住んでいるのだ。その女性こそ、有村である。ふたりが出会ったのは前述のドラマ『姉ちゃんの恋人』だ。
「交通事故で両親を亡くし、女手ひとつで弟3人を養うヒロインを有村さん、その弟のひとりを高橋さんが演じました。きょうだいの役作りのために有村さんが初日から“敬語禁止ルール”を提案し、撮影外でもふたりは『海人くん』『架純ちゃん』と呼び合っていましたよ」(ドラマ関係者)
当時、高橋にとってドラマ出演は3作目。慣れない環境のなか、無事撮影を終えたことに安堵したのだろうか。クランクアップ時には涙ぐむ姿も見せた。
「ふたりの関係が“きょうだい以上”になったのはドラマの撮影終了直後のようです」
こう話すのは、有村の知人だ。
「架純ちゃんは感謝を伝えたいときに、その思いをこめて手紙を書くんです。彼女が選ぶ便せんもかわいらしいのですが、その字の綺麗なこと。『姉ちゃんの恋人』のときも共演した皆さんにお渡ししたと聞きました。もしかしたらそれでふたりの距離は縮まったのかもしれませんね。
礼儀やマナーにこだわる高橋さんにとって6才年上で、どこか古風なところのある架純ちゃんは理想的な女性。一方、彼女にとっても真面目で仕事に一直線な高橋さんは気を許せる相手でした。彼の甘え上手な一面にもグッときたそうです。撮影時に連絡先を交換してやり取りを続けていくうちに自然に交際が始まった。当初はお互いのマンションを行き来し、おうちデートを重ねていました」
2010年に俳優デビューした有村は、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)でブレークし、映画『花束みたいな恋をした』(2021年)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。30代を迎えて、日本を代表する若手女優として活躍を続ける。
「凜とした佇まいでありながら時折見せる笑顔がとびぬけてかわいらしく、話せば、芯の強さをうかがわせる。ひとたび仕事をすれば、みんな彼女の虜になります。大河ドラマ『どうする家康』で共演した松本潤さん(40才)も彼女を寵愛し、本編後に出演者が史跡を訪ねるパートでは自ら有村さんを指名し、家康ゆかりの浜松市を一緒に訪問したのだとか」(テレビ局関係者)
一方の高橋は2018年にキンプリでデビュー。メンバー最年少の“末っ子”として愛され、『ドラゴン桜』(2021年・TBS系)、『だが、情熱はある』(2023年・日本テレビ系)など、俳優としても活躍する。互いに超のつく人気者のふたり。それだけに、この3年は会うことさえままならない時期もあったという。
「多忙な時期が重なると、相手のマンションに通うことさえ難しかった。お互いに不満を募らせてしまい、距離を取った時期もあったそうです」(前出・有村の知人)
それでも互いに惹かれ合うふたりは、一緒に居ようと話し合い、ある決断をする。
「2022年の冬、架純ちゃんが住んでいたマンションに空き部屋が出たことを知った高橋さんは、“もう離れたくない”と即座に引っ越すことを決断しました。ふたりの部屋は、階こそ違うもののそれほど離れておらず、マンション内を移動しながら愛を育んできたようです」(前出・有村の知人)
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Source: 芸能トピ