2002年10月のテレビアニメ放送スタート時からカガリ役を務めていた進藤は近年、2022年のアーケードゲーム『機動戦士ガンダム アーセナルベース』、今年8月に稼働したパチンコ『Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED』でもカガリのキャラクターボイスを担当していた。
最近まで進藤のカガリボイスを聴くことができたが突然の降板となり、カガリ役の後任となる森は2005年に宝塚歌劇団に入団し、雪組男役として活躍。2009年に退団後は声優・女優として活動し、アニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年)剣城あきら/キュアショコラ役、『ワールドダイスター』(2023年)柊望有役などを務めている。
今回のカガリ役に森は「この度、カガリ・ユラ・アスハ役を務めさせていただきます。森なな子です。『SEED』、『DESTINY』から続く、その先の物語『FREEDOM』に参加させて頂けることを光栄に思い、同時に大変、身の引き締まる思いです。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、楽しんで頂けるよう全力で演じます」とコメントを寄せた。
キャスト変更について公式サイトでは「この度、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の制作にあたり、カガリ・ユラ・アスハ役のキャストがTV版より変更となりました。本件につきましては、弊社および関係各位で話し合いを重ねました結果となります」と報告。
続けて「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』関係者一同、良い作品をお届けできる様に日々努力を重ねておりますので、何卒、完成及び公開まで温かく見守っていただけますと幸いです」と理解を呼びかけながら、「なお、キャストやクリエイターの方々のSNSや所属事務所様へのお問い合わせ等はお控えいただきますよう、重ねてお願い申し上げます」と伝えている。
あわせて公開された第2弾PVでは、森によるカガリのキャラクターボイスを聴くことができるが、突然のカガリ役のキャスト変更にネット上では「変更理由は関係各所と協議を重ねた結果とか言われても理由の説明になってないというかわからんし納得しかねるよな」「カガリの声が変わるなんて、相当だなぁ…」「カガリの声変わってるのが物議を醸し出しそう」「カガリの声変更か…まぁ何年前のシリーズやねんって感じだから仕方ないね」などと驚きと動揺の声が続々。X(旧ツイッター)では、「カガリの声」がトレンド1位となっている。
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトと幼馴染みのアスラン・ザラの苦悩と成長が描かれている。
これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。
また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。
シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、福田己津央監督は「20年前に戻ってまた再びキラやアスラン、シンたちと新たなドラマを作っていきたいと思います。皆様どうぞお楽しみに」とコメントしている。
8/8(火) 7:20配信 オリコン
https://news.yahoo.co.jp/articles/18249e02db56d48fd2330f4c51b9e98554bd4ecb
『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』のティザービジュアル(C)創通・サンライズ
https://contents.oricon.co.jp/cdn-cgi/image/width=750,quality=85,format=auto/upimg/news/2291000/2290123/20230807_010200_p_o_17574588.jpg
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Source: 芸能トピ