川口といえば、主演した2022年10月期ドラマ「silent」(フジテレビ系)が絶好調。第4話では、単話での放送後1週間の見逃し配信再生回数が688万回を記録し、フジテレビ全番組の歴代最高記録を叩き出した。
「silent」のヒットが後押しとなり、テレビCMの起用社数も増加。ビデオリサーチによると、22年のタレント別テレビCM起用社数は21社で川口が初の1位を獲得した。ニホンモニターが7月1日に発表した23年上半期のCM起用社数ランキングでも、川口は19社でトップ。〝CMの女王〟名をほしいままにしている。
川口は女優業の傍ら、YouTuberとしても活躍。「川口春奈オフィシャル はーちゃんねる」では、〝サ活〟〝ぼっち飲み〟〝ひとり外食〟〝旅行〟〝クッキング〟など、普段は見られない川口の一面をのぞくことができるとあって、女優では本田翼に続く第2位のチャンネル登録者数、182万人(7月20日時点)を誇る。
ドラマにCM、YouTubeと、まるでエンゼルス大谷翔平の成績のように、いずれの部門にも「トップ」に顔を出す川口。大谷ほどではないにしろ、さぞやお稼ぎのことだろう。では、どれぐらいになるのか。
まずCM出演料。22年8月配信の「NEWSポストセブン」によると、川口のCM出演料は1本あたり推定3000〜3500万円。この金額は1位の吉永小百合の1億円と比較すると、3分の1程度。仮に3000万円とすると、19本で5億7000万円になる。
次にYouTubeチャンネル。動画サイトの収益分析などを行う「ノックスインフルエンサー」によると、川口のチャンネルの推定年間収入は約1630万円。チャンネル登録数にしては少ないように思えるが、更新回数が少ないのでこれぐらいになる模様。
そして本業の女優業はというと、民放プライムタイムのドラマ出演料は主演クラスで100万〜300万円。中をとって200万円と仮定すると、放送中の「ハヤブサ消防団」が全10話だとすれば、総額は約2000万円となる。
これまでのドラマ、CM、YouTubeの収入を合算すると、約6億630万円。そのほか、下半期にドラマや新CMが入ることも十分考えられ、また単発出演のバラエティ番組などの出演料を加えると、23年の売上は7億円にとどいてもおかしくなさそう。取り分が事務所と折半だとすると、年収は3億5000万円にもなる。
川口がインスタグラムに載せた画像に400万円を超えるロレックスがさりげなく写っていたとして話題になったが、それも納得である。そのほか700万円以上するオーデマ・ピゲの超高級時計をバージョン違いで持っていることも、最近の更新で確認されている。
いまや若手トップ女優に上りつめた川口だが、転機はやはりあの“代打出演”だった。
「2019年に薬物所持で逮捕された沢尻エリカの代役として出演した大河ドラマ『麒麟がくる』の帰蝶役が絶賛されて、一気に潮目が変わりました。それまでもコンスタントにドラマには出ていましたが、特にコレといった印象はなく、数多いる若手女優の1人でした。それが、途中参加の大河で役作りの時間もない中、見事に役を務めあげたことで視聴者にも業界にも大きなインパクトを残した。その後は朝ドラや紅白歌合戦の司会に起用されるなど、出演依頼が絶えることがありません。さらにスポンサー側からの魅力としては、このように圧倒的な知名度がありながら、CM出演料が安く抑えられていること。そのため今の川口は、CM女王であると同時にNO.1 〝お買い得〟女優でもあるのです」(芸能記者)
この人気では、恋人である格闘家・矢地祐介との結婚もしばらくお預けとなりそうだ。
続きを読む
Source: 芸能トピ