***
まずは現時点での報道状況を確認しておこう。担当記者は「住居侵入容疑で警視庁中野署に逮捕されたのは、NHK札幌放送局のアナウンサー・船岡久嗣容疑者(47)でした」と言う。
「1999年に早稲田大学の政経学部を卒業し、NHKにアナウンサーとして入局しました。地方局の勤務を経て、2010年に東京アナウンス室に異動。東京では主にスポーツ中継を担当し、テニス、フィギュアスケート、アメリカンフットボールなどの実況を行いました。特にフィギュアと相撲中継の評価は高く、逮捕の一報に少なからぬ好角家が驚き、相次いで感想をネットに投稿しました。それを複数のスポーツ紙が記事にしたほどです」
逮捕容疑は2月17日の深夜、東京・中野区の知人女性が住むマンションに侵入したというものだった。
重要なのは、船岡容疑者は2015年に東京アナウンス室を離れ、名古屋放送局、金沢放送局を経て、昨年8月に札幌放送局に異動していたという点だ。つまり、わざわざ札幌から東京に移動して犯行に及んだことになる。
「テレビ朝日などは被害者の知人女性について、同じNHKの女性アナウンサーと報じました。船岡容疑者はマンション3階の共用部分のベランダで女性アナの知人ともみ合いになり、逃走しようと地上へ飛び降りました。その際にケガをして2日間入院し、20日に逮捕されたのです」(同・記者)
男女関係のトラブル
なぜ船岡容疑者は、「同じNHKの女性アナウンサー」のマンションに侵入したのか。NHKの関係者は「2人の間にトラブルがあったのは間違いありません」と明かす。
「トラブルの内容は、先輩アナウンサーと後輩アナウンサーという上下関係から生じるパワハラとか、職場環境に原因があるものではないのです。むしろプライベートな領域で起きた、男女関係のトラブルでした。ちなみに船岡容疑者は妻子持ち、女性アナウンサーは独身です」
被害者の女性アナウンサーにとっては、先輩に言い寄られ、無下に断るわけにはいかないという時期もあったようだ。
「しかし船岡容疑者にとっては不倫です。問題視され、札幌勤務が決まったと聞いています。さらに女性アナウンサーは、今までに何度も転居を繰り返しています。この事実から、船岡容疑者がストーカー的な行為に及んでいたことも判明しました。」(同・関係者)
船岡容疑者が妻子持ちだという点については、他紙の報道も引用しておこう。日刊スポーツ(電子版)は21日、「NHK船岡久嗣アナ逮捕、邸宅侵入の疑い あまりにも皮肉すぎた公式HPプロフィル欄すでに削除」との記事を配信した。
《同局の公式ページのプロフィル欄には「わたしがちょっぴり自慢したいこと」として「いまのところ、息子二人は父親を尊敬している…はずです」などと記されていたが、現在は削除されている》
頭を抱える上層部
冒頭に紹介したTBS NEWS DIGの記事は、21日の午後7時9分に配信され、YAHOO! ニュースのトピックスには7時22分に転載された。
「船岡容疑者の逮捕が大々的に報道されても、女性アナウンサーは担当番組に出演しました。積極的に守る姿勢なら出演を休ませる手もあったと思いますが、そうなると彼女が被害者だと発覚してしまうかもしれません。おまけに、この春の東京アナウンス室の人事異動は既に終わっており、彼女を他番組に“移籍”させることもなかなかできません。どう対応策すべきか、NHK上層部も協議中です」(同・関係者)
2/22(水) 15:50配信
デイリー新潮編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/75c48398743beb8776abe3f67b573378475d44eb
続きを読む
Source: 芸能トピ