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2022年1月9日
[タレント 中澤裕子さん](上)24歳でモー娘。デビュー、年の差ひと回り超の辻ちゃん、加護ちゃんが入った時は内心パニックに
1998年に「モーニング娘。」のメンバーとしてメジャーデビューした中澤裕子さん。10代のメンバーの中で最年長の24歳と遅めの芸能界入りでした。2001年にはグループを卒業してソロとなり、38歳で結婚して14年には生活の拠点を福岡に移しました。現在は、2児の子育てに追われるママさんタレントとして、地域のテレビ番組のほか、歌手としてのライブ活動も続けています。デビューから今に至る芸能生活について聞きました。(聞き手・渡辺勝敏)
ASAYANを見て「受けなきゃいけない」と全身に衝撃
――テレビのオーディション番組がきっかけで、モーニング娘。としてのデビューにつながりましたが、アイドルとしては少し遅い芸能界入りでしたね。
保育園の時にピンク・レディーさんが好きで、歌手やテレビの世界に憧れは持っていたんです。でも、京都府の田舎に住んでいて、芸能界は非現実的な世界でした。高校を卒業して、大阪で就職して社会人になっても憧れはありましたが、思いはずっと自分の中で秘めたまま誰にも言わない。なれるわけがない。だから、一度もオーディションを受けたことはありませんでした。私の人生はこのまま終わっていくのかな。つまらない人生だなと思っていました。
――テレビ東京系の人気オーディション番組「ASAYAN」に応募されたわけですが、何がきっかけで初めて芸能界に挑戦しようと決意したんですか。
ASAYANでの小室哲哉さんの募集企画とか、私にとってはテレビの中の出来事でした。でも、「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」の企画では福田明日香ちゃんが番組に出ていて、「中学生か」なんて思いながら、ぼんやり見ていたら応募の年齢条件が目に入ったんです。途端に、「これを受けなきゃいけない!」って、突然、全身に衝撃が走ったんです。心臓はバクバクするし、初めての感情でした。テレビで見た電話番号を控えておいて、会社の公衆電話から確認の電話を入れて、当日、オーディションの会場に向かいました。
夢は叶うもの、と子どもに伝える
――オーディションを通過して、1998年に安倍なつみさん、飯田圭織さん、石黒彩さん、福田明日香さんの5人でモーニング娘。としてメジャーデビュー。「モーニングコーヒー」から始まって、ヒット曲を連発し、一気にトップアイドルグループになりました。会社員からの転身。どのような経験でしたか。
歌手になりたいっていう自分の夢をかなえることができたので、2人の子どもには「夢はかなうよ」って、ずっと言っています。芸能界っていう世界は、楽しい夢の世界ばかりを体験できるわけじゃなくて、つらいこと、悲しいこともたくさんあるけど、誰もが経験できないようなことを経験させていただきましたね。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20211228-OYTET50001/
===== 後略 =====
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Source: 芸能・女子ハート