「紫式部と清少納言は、『漢詩の会』に招かれた、それぞれの父に同行しており、初対面を果たしました。そこで、清少納言は貴族たちの詠んだ漢詩に対してズバッと感想を述べ、登場シーンは短いながらも強烈なインパクトを残しました」(テレビ誌ライター)
視聴者にも大反響で、
《ウイカがほんとに清少納言にしか見えなくなってくる》
《清少納言ウイカさんキャスティングした人天才》
などと、絶賛されていた。
女優としての存在感も示すウイカは、今作が大河ドラマ初出演となる。このところ、映画やドラマの出演も増えているが、彼女の存在を世に知らしめたのは、バラエティー番組での活躍だ。
劇団出身で、現在も席を置いている
「2019年1月に放送された日本テレビ系の『女が女に怒る夜』をきっかけにブレイクを果たし、キレのあるトークでテレビを席巻しました」(前出・テレビ誌ライター)
今ではすっかりお茶の間に定着しており、バラエティータレントが女優業に進出したのかと思いきや……。
「ウイカさんは、高校卒業後に地元・大阪の劇団『レトルト内閣』に所属していました。なので、実はバラエティーよりも役者が“原点”なんです。劇団には、現在も籍は残してありますよ」(芸能プロ関係者、以下同)
そんなウイカの目標の1つが、時代劇への出演だった。
「そのために“ピアスの穴は開けない”という決意をしていました。メイクでふさぐことはできますが、オーディションで誰かと僅差だったときに、その手間がかからないぶん、役を勝ち取れるのではないかと考えたそうです」
ヤンキーから怨霊まで何でも演れる
“禁断のピアス”の誓いを守り抜いて、念願叶ったウイカ。その印象を、時代劇研究家のペリー荻野さんに聞いた。
「平安時代の女性は“雅”な雰囲気で“おほほ”とほほえんでいるものかと思いきや、清少納言は思ったことをズバズバ口に出すようなキャラクターで、平安時代の印象をひっくり返していますよね。口が悪くても憎めない雰囲気がスパッと収まり、どこか色気があるウイカさんは、役にピッタリだったと思います」
“引き出しの多さ”も魅力の1つだという。
「ウイカさんは、これまでの出演作でちょっとヤンキー風の役から“怨霊”まで変わった役どころを熱演していました。どんな役でも演じ切るというのは、同時に制作陣からの“なんでも演じられる”という信頼感につながっているのだと思います。『光る君へ』では“何をやらかしてくれるのか”という期待感を抱かせながら、主役を際立たせる存在として今後、物語を盛り上げてくれるでしょう」(ペリーさん)
春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて、大河はウイカ!
https://news.yahoo.co.jp/articles/017572e46dc5abb427e1e7fd0f934f89233c489c
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Source: 芸能トピ