「16年前、すでに巨大アポロを完成させていた男がいた」
栗田穣崇氏はニコニコ代表の他、株式会社カスタムキャストの取締役やドワンゴの取締役COOを歴任する経営者で、今では当たり前になっている携帯電話の絵文字を開発した人物としても知られています。
(略)
2011年までニコニコ動画の収益化はなし 「嫌儲思想が強くて無理だった」
この栗田氏のポストには、一般のユーザーから「この時代にニコニコが収益化を実装してたらYouTube超えてたと思う」という反応が寄せられましたが、これに対し栗田氏は「実際は嫌儲思想が強くて無理だった」「2018年に公式放送でギフト機能導入のアンケートをとった結果が賛成6反対4だったと覚えている。2018年前後がネットクリエイターの収益化に対する受容の分水嶺」と答えています。
ニコニコ動画に、動画を収益化する「クリエイター奨励プログラム」が実装されたのは2011年のことで、ニコニ広告のポイントや生放送のギフトが収益化の対象となったのは、栗田氏の指摘した2018年のことです。
栗田氏の投稿を受けてリプライ欄では、
割とマジでこれ 有名実況者が動画投稿で金稼ごうとしてるってだけで卑しいやつ扱い受けてた そしてニコニコ視聴者の中にはこの頃の嫌儲の影響を未だに引きずっている者も多いのも事実
お金を稼ぐということに対して嫌悪感を持つ人が多すぎる
ネットで金儲けすることを忌み嫌う嫌儲思想が日本で巨大ITテックが生まれなかった遠因だろうね。
好儲になってたらなってたである程度実力主義が機能する今のニコニコにはならなかっただろうね。アイドル的歌い手、実況者で収集が付かなくなって尖ったセンスを持つユーザーは離れてyoutubeに行くという逆転現象すら起こりえた。
など昔のニコニコ動画を知るユーザーたちの間でさまざまな意見が交わされました。
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Source: 芸能トピ