道重さゆみが診断された強迫性障害とは?性格や今後の活動は?(強迫観念)

道重さゆみさんの強迫性障害について

2023年12月27日、元モーニング娘。の道重さゆみさんが「強迫性障害」の診断を受けたことが、所属事務所の公式サイトで発表されました。

サイトによると

「道重さゆみですが、いくつか特定の仕事上で過度なこだわりや過敏な行動があり、本人から強い不安感や恐怖心があるとの申し出がありました。そのため、病院で診察を受けたところ、医師から『強迫性障害』との診断を受けました」

とのこと。輝くようなかわいい笑顔の裏には苦しい症状が潜んでいたのかと思うととても心配です。そこで今回は「強迫性障害」とはどんな症状なのか?原因や、道重さゆみさんの性格や今後の活動などが気になり、調べてみました。

道重さゆみさんのプロフィール

34歳・道重さゆみ、超ミニスカ×透けタイツで美脚「若々しい 10代に見える」「女神降臨」 | ORICON NEWS

名前  :道重(みちしげ)さゆみ
愛称  :「さゆ」「さゆみん」
生年月日:1989年(平元)7月13日
出身地 :山口県生まれ
身長  :160センチ
血液型 :A事務所 : アップフロントプロモーション(2003年 – 2022年)
2003年1月モー娘に6期生として加入
同期は田中れいな、亀井絵里
同年7月の19枚目シングル「シャボン玉」でCDデビュー
2012年5月、新垣里沙から引き継ぎ、モー娘8代目リーダーに
2014年11月26日、モーニング娘。’14、およびハロー!プロジェクトの卒業を発表
(その後の芸能活動について無期限休養すると発表)2017年3月に芸能活動を再開
事務所 :ジェイピィールームに移籍(2023年 – )

強迫性障害とは?どんな症状?原因は?

強い「不安」や「こだわり」によって日常生活に支障が出る病気

自分の意思に反してある考えが頭に浮かんで離れず(強迫観念)、その強迫観念で生まれた不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返してしまうこと(強迫行為)で、日常生活に影響が出てしまう状態

例えば、手が不潔に思えて過剰に手を洗ってしまうことや、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことなど。

以前は、不安を主症状とする精神疾患である不安障害の一種とされていましたが、不安や恐怖よりも嫌悪感や道徳心と結び付いている症状が多いことから、現在では不安障害から独立した思考や行動の病気に分類されています。

※世界保健機関(World Health Organization:WHO)の報告において、生活上の機能障害をひきおこす10大疾患の一つとされているそうです。

「強迫観念」と「強迫行為」の2つの症状がある

強迫観念とは、頭から離れない考えのことで、その内容が「不合理」だとわかっていても、頭から追い払うことができません。

強迫行為とは、強迫観念から生まれた不安にかきたてられて行う行為のことです。自分で「やりすぎ」「無意味」とわかっていてもやめられません。

代表的な強迫観念と強迫行為

(1) 不潔恐怖と洗浄
汚れや細菌汚染の恐怖から過剰な手洗い、入浴、洗濯を繰り返す、ドアノブや手すりなどが不潔だと感じて触れないなど
(2) 加害恐怖
実際にそうではないと分かっているのに誰かに危害を加えたかもしれないという考えにとらわれて、新聞やテレビに事件・事故(ひき逃げなど)として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に直接確認したりするなど
(3) 確認行為
戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを過剰に確認する(何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手で触って確認するなど)
(4) 儀式行為
自分の決めた手順で物事を行なわないと恐ろしいことが起きるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をする
(5) 数字へのこだわり
不吉な数字・幸運な数字に縁起を担ぐというレベルを超えてこだわる
(6) 物の配置、対称性などへのこだわり
物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる

(このうち、(1)、(2)、(3)が最も頻度の高い症状とのこと)
引用元(https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/obsessive_compulsive_disorder/)

強迫性障害の原因

原因や発症に関わる強迫性障害特有の要因は特定されていないそうですが、対人関係や仕事上のストレス、妊娠や出産などのライフイベントが発症のきっかけとなっている傾向があるとのこと。

これらストレス状況と強迫性パーソナリティ(規則や手順、形式にこだわり、融通がきかない状態)の性格や心理的要因との相互作用により、発症に至るものと考えられています。

道重さゆみさんの性格

強迫性障害の相互作用の一つとして関係するといわれる性格について

アイドル時代に「ナルシスト」、「毒舌」、「ぶりっ子」キャラのイメージがある道重さゆみさんですが、実際の性格とのギャップがあったのではないか?と気になり様々なエピソードから考察してみると、真面目で努力家な一面があったり、卒業後の今でもモーニング娘。を心から愛していたりと、やはり想像のイメージとはギャップがありました。

「性格が悪いと嫌われても、それがきっかけでモーニング娘。を知ってくれればいい」
(2012年4月6日発売 『TOP YELL』5月号インタビューより)

「ナルシスト」、「毒舌」、「ぶりっ子」キャラは、なんと14歳という若さの頃に自分で考えて始めたものだったそう。

全ては「今のモーニング娘。を世間の人に知ってほしい」という想いから。

真面目で人並み以上に責任感があり、努力家の完璧主義の性格である可能性が高いですね。几帳面でもあり、あまりのこだわりの強さに周囲を驚かせることもしばしばあったんだとか。

はきはきとしたとしたイメージがある一方、根は非常に繊細なのかもしれません。

今後の活動はどうなる?まとめ

現在音楽活動を中心としている道重さゆみさん、今後の活動については

医師との相談の結果、症状の改善がみられるまでの期間、一部の活動を制限させて頂くこととなりました。今後のコンサート活動などに関しては、医師の診断を仰ぎながら症状の経過に留意しつつ、これまで通り続けていく予定です。

と公式サイトが発表しています。完全休養というわけではなく、ペースを落とすような形になりそうですね。

今まで第一線で走り続けてきた分、ゆっくり休む時間とともに一刻も早く症状が回復されますように。そして、また沢山のかわいい笑顔が見られる日が来ることを願っています^^

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

Source: 旬なエンタメブログ

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