生稲は1986年にアイドルグループ『おニャン子クラブ』の会員番号40番としてデビュー。おニャン子からは初の議員への立候補となり、元メンバーの立見里歌から長文の激励メールが送られてきたという。
会見で生稲は「国会議員になって、病気と仕事、子育てを両立してきた自分の経験を政策や法律、予算に反映させられれば、世の中のお役に立てるのではないかと思い、出馬を決意した」と自らの経験を踏まえて語った。
また、タレント候補への批判については、「8歳で芸能界に入り、36年間芸能界の仕事をしてきたので、分かっていないことはたくさんあると思う。これからもう一度学んでいかないといけない」としながらも、「メンバーやファンの皆さまにも応援していただいて、おニャン子クラブという名前を汚さないように頑張って当選したい」と意欲を示した。
元『SPEED』今井絵理子が思い浮かぶ?
そんな生稲の意気込みとは裏腹に、ネット上では
《政治家が政治を軽いものにしてしまっている。当選すれば全てよしではなく、その後の政策実行力がなくては政治家ではないはず》
《生稲さんのことは嫌いではないが、芸能人の政治利用されたくない。本当に国民のことを考えている政治家に出て欲しい。真剣に考えている人ほど、政党から推薦もらえず、お金が無くて断念する人もいる。選挙にかかるお金も考えて欲しい》
《もっと政策とか他にアピールすることあるでしょ》
《これからコロナ禍の経済対策や少子化問題、世界各国との外交等を解消すべくちゃんとした能力を持った人を確保しなければならないのにね。もう少し政治的知識をもってからにしてほしい》
《こういう安易な知名度だけの人選ばかりしていると与党も野党も、結局は有能でやる気のある女性政治家は当分の間は出てこないだろうし、育たないんだろうな…》
などといった冷めた声が相次いでいる。
「生稲のアピールポイントは芸能活動と乳がんの闘病経験で、これといって政治的な活動をしてきた訳ではありません。これでは長男が聴覚障害だったことで、障がい者政策を売りに立候補した元『SPEED』の今井絵理子氏と大して変わりはないのではないでしょうか」(政治ジャーナリスト)
最近では、「日本人の2人に1人が生涯でがんになる」と言われている。乳がんの闘病経験だけでなく、何らかの政治的な実績を積んでから立候補しても、決して遅くはないのではないだろうか。
2022.04.10 07:31
まいじつ
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Source: 芸能トピ