日本シナリオ作家協会は、1月29日に「【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編」と題した動画を投稿したが、数日後に動画を削除。「2024年1月29日配信の『密談・特別編』につきまして、いただいたご意見は真摯に拝読させていただきました。出演者・関係者への誹謗中傷や脅迫等がございましたので動画は削除しました」と説明した。動画では、日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子さんが1月29日に急死したことを受け、脚本家と原作者の関係などについて語り合っていた。
伴氏は、この動画について「原作者の自殺というまさかの、そして最悪の事態になってしまいました。作協YouTubeで話しました。言葉足らずなこともあるとは思いますが、チェックしていただければ」と呼びかけていた。
伴氏の思いを伝えた動画が削除されたことに関し、「この動画、削除されています。対応として最悪です」と吐露。「本来なら作協YouTube委員会が説明すべきですが、私が言ってもいないことを言ったと拡散されているので、私から説明します」と、昨年まで委員長を務めていた立場から経緯を説明した。
経緯として「昨日18時過ぎに作協YouTube委員から連絡があり、作協事務局にまでクレーム電話がかかり業務に支障が出てる。“一旦”動画は“非公開”にさせていただきたい、と。時期を見て動画は“公開”に戻します、と。私はその対応は良くないと応じましたが、業務に支障がと繰り返され。であれは、“深夜の密談”番外編として自分の言葉で“非公開”にする理由を語るべきだと言いました」と、非公開や削除の対応は望ましくないと主張したという。
だが、伴氏がアカウントにログインしたところ、動画が消えていた。
「別の委員に確認すると、理事会で削除を決定、即対応した、と。削除しても、いや、むしろ削除したことで苦情電話が増えるのではないか。削除前に自分の声で説明すべきだった、今からでも説明すべきだと伝えました。が、現在までその対応は取られてません」と、自身の思わぬ形の対応がとられていたという。
伴氏は「最悪の対応です。誰かが動画を保存しているだろうし、それをもっと目立つ形でアップされるかもしれないとも伝えました」とし、その対応が批判されていると紹介し「案の定、こんな反応が。当然です」と、批判の声を受け入れた。
また、動画の中で伴氏が、東野圭吾氏を「あんなやつ」と呼んだという書き起こしが拡散されているが、これに関しては「断じてそんな発言はしてません」と主張。「動画を見ていただけると一目瞭然なのですが、その動画がないんじゃ証明のしようがない。最悪です」と、弁解の仕様がないとした。
続けて「どなたか、“【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編”の動画を保存してる方はいませんか?切り取りではなく、全編。是非提供してください!」と、動画保存者への提供を求めた。
続けて「先の動画をアップする時に“言葉足らずなこともあるとは思いますが”と書きました。みなさんの反応で説明が足らないと思えば足せばいいし、反省すべき点があれば反省するべきだし、でも元の動画が消されてしまっては…」と吐露。「ただ足りないことはあったでしょうが、自分の言葉には責任を持ってます。言葉を生業にしてる脚本家なので。再度強調しておきますが、東野さんを“あんなやつ”とは言ってません」と再度主張した。
スポニチannex 2/2(金) 11:16
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Source: 芸能トピ