2015年に福岡で行われた公開収録イベント『人志松本のすべらない話プレミアムライブin 福岡』で、「博多華丸大吉」の博多大吉(52)が、「10何年も前ですが、福岡吉本で僕ら先輩の接待ばかりやっていた」「女の子もブッキングして」と話していた。
そして、初めて松本が福岡にやって来た時のエピソードで、今田耕司や後輩芸人5人で来るため、『分かっているか、女の子をちゃんと用意するように』と命じられたという。
大吉は、人気芸人の松本だから、余裕で女性が集まると思って高を括っていたら、「当時の松本軍団が全国でいろいろ飲み歩いている噂が変な感じで福岡に伝わっていて、みんな凄いと言ってくれるけど飲み会は行きたくないという方が多かった。なぜなら何されるかわからないと……」「笑いよりも後に与えられる暴力の方が上回る」などと言われたと話していた。
また、10年の『人志松本のすべらない話 お前ら、やれんのか!!史上最多!初参戦9人!!スペシャル』では、千原ジュニア(49)が「木村祐一兄さん」と題し、“冷凍鶏肉”のエピソードを語っている。
千原は、何度も『10数年前ですよ』『時効です』『お互い大人ですよ』と前置きし、ある時、木村祐一(60)と女性も一緒に食事をした流れで、当時の木村の一人暮らしのマンションへ向かったと話し出した。だが、“いい感じ”と思われた木村の部屋にいた女性が出てきたという。
千原は「どうやら、『私はそんなつもりで来たわけじゃない』と。夜中の1時2時ですよ。そんなつもりじゃないって、それ以外何があるんですかと。お互い大人で、これはキム兄切れてるぞ」と感じたと振り返っている。
そこに真顔の木村が出てきて、「冷凍室をあけ、ガチガチの鶏肉を出してきて、『これな、いらん鶏肉やから今から捨てんねん』と帰ろうとしてハイヒールを履いている女性の足にガーと投げて」と、部屋を出た女性をエレベーターまで追いかけて冷凍鶏肉を足元に投げ続けたと、参加芸人らと大爆笑していた。
これらのエピソードには《売れる為に先輩芸人アテンドせなあかん業界厳しいよな》《関係者全員アウト》《冷凍鶏肉投げるとか普通に加害行為なのに笑ってんのマジでキモい 家に来たんだから~みたいなのもキモい》《面白さがわからない。女の子怖かっただろな》などの声があがっている。
「いずれも、松本さんがMCを務めるテレビ番組内で放送された内容でDVDに収録されていますし、現在もYouTubeなどにあがっています。芸人が笑いながら、互いにフォローを入れ合っていました。10~20年前近く前とはいえ、放送するテレビ局側への倫理感に疑問の声も多い。松本さん本人が指示したかは分からないですが、松本さんに対する接待への“圧力”が伺えるエピソード。また、当時の芸人たちの女性に対する扱いとそれを身内の笑いにする文化は悪い意味で再注目されてしまっています」(女性誌ライター)
次は自分が炎上するかも……と恐れている芸人は少なくないだろう。
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Source: 芸能トピ