11月下旬、日テレを代表する看板番組「24時間テレビ」への寄付金や会社の売上金など計約1118万円を、系列の日本海テレビの男性局長のが2014年から着服していたことが明らかになった。
さらに同時期、同じく日テレの系列局の読売テレビは、制作局の40代の管理職の男性社員が飲食した際の領収書を番組制作会社に渡し、読売テレビ側に水増し請求させてキックバックを受けるなど計1383万円を不正に受け取っていたとして懲戒解雇処分にしたことを発表した。
系列局における不祥事、加えて毎年恒例のチャリティー番組の寄付金の着服という前代未聞の所業ということもあってネット上を中心に批判の声が上がり、同局の報道姿勢にも厳しい目が向けられている。テレビ誌ライターは語る。
「系列2局が不祥事を発表した直後、『news zero』は多少扱ったものの、『ZIP!』や『news every.』『DayDay.』『情報ライブ ミヤネ屋』ではほとんどスルー状態でした。特に旧ジャニーズ事務所の性加害問題に鋭く発言していた宮根誠司アナにはそのスタンスに首をかしげる向きも少なくないですね」
宮根アナは、「ミヤネ屋」で旧ジャニーズの問題に対し、「本事案の背景としてマスメディアの沈黙があった」や「証拠はないんですよ。証拠はないけど、あえて触れなかったんですよ」「テレビ局ももう1回、マスメディアも含めて襟を正して、こういうことはちゃんと報じなければいけないんだなというふうに思いますけどね」などとコメントしてきた。
忌憚なき発言には称賛も多かった。にもかかわらず、今回の不祥事には沈黙したことで矛盾を感じる視聴者も少なくなかったようだ。そんな中、宮根アナも今月4日の「ミヤネ屋」で相次いだ不祥事を謝罪。
「24時間テレビ」の寄付金の着服については「皆さまの善意のお金の着服という決して許されない行為があった」とし、「決して許されないし、われわれ自身も大いに反省しないといけない。また徹底した原因究明が行われないといけないと考えております」と語ったが…。
「不祥事の発表から1週間近くもたったタイミングでの謝罪って、いくらなんでも遅すぎますよね。ネット上でも指摘があるように、世間の厳しい声を受け、渋々ながら番組で言及したといった感が否めません」(前出のテレビ誌ライター)
系列局の不祥事は日テレのみならず、宮根アナの人気にも影響を与えかねない。
12/13(水)6:30 夕刊フジ
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Source: 芸能トピ