「X JAPANメンバーのYOSHIKIさん、PATAさん、SUGIZOさんをはじめ、約100人のバンド仲間が集まりました。ですがToshlさんの姿がなかったんです。“今日くらいは、全員で送り出してあげればいいのに”と思っていた参列者も少なくはなかったはずです」(前出・音楽関係者)
X JAPANは1997年に一度解散したが、10年後の2007年に再結成。その後、金銭トラブルなどが原因でYOSHIKIとToshlの間に軋轢が生じ、2018年のライブを最後に同バンドは活動していない。2人はここ5年間で一度も顔を合わせておらず、やりとりは弁護士を介して行われている。
そんな状況であっても、仲間との別れの場に現れなかったToshlに失望した関係者は少なくなかった。それほどまでに彼はYOSHIKIに会いたくなかったのか。
「不参加は、Toshlさんの意思ではないんです」
と明かすのは、別の音楽関係者だ。
「関係者の献花式があったことや、メンバーが集まることをToshlさんだけ知らされていなかったそうなんです。一般の献花式だけだと思っていたみたいで……このお別れの会はYOSHIKIさんが発起人でしたから、2人の関係を考えて、Toshlさんに連絡を入れるべきではない、と勝手に忖度した人がいたのかもしれません。
ToshlさんはHEATHさんのソロ曲をカバーしてネットにアップするなど、人一倍HEATHさんを偲んでいるように見えます。誰からの連絡もなかったTochlさんは、自分だけが参加していなかったことを翌日の報道で知ったそうです」
生前、HEATHさんは「もう一度みんなで集まりたい」と口にし、X JAPANの活動再開を望んでいた。
「長年の確執があるとはいえ、YOSHIKIさんとToshlさんはもともと幼なじみで、苦楽を共にしてきた間柄でもあります。顔を合わせれば、活動再開に向けて動き出すきっかけが生まれたかもしれないのに……今回の“仕打ち”で、ToshlさんがX JAPANで歌うことは、もう二度とないのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)
関係者だけの献花式や供花について、Toshlの事務所は「それらに関する一切の連絡はありませんでした」と答え、発起人のYOSHIKIの事務所は「(Toshlに詳細が伝わっていないというのは)事実ではありません」と回答。誰が連絡を入れたのかを重ねて質問したが、返答はなかった。
どこまでもすれ違う2人の主張。事実上のラストアルバムとなった『DAHLIA』には、大ヒット曲『Forever Love』が収録されている。X JAPANの“永遠の愛”は壊れてしまったのか──。
※女性セブン2024年1月1日号
女性セブン
https://www.news-postseven.com/archives/20231207_1925799.html?DETAIL
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Source: 芸能トピ