これは故ジャニー喜多川氏の性加害問題を重く見てのもの。SMILE-UP.の補償業務は始まったばかりで評価のしようがなく、NHKはかねての方針を踏襲し、番組への新規起用は行わないことにしたようだ。
旧ジャニーズの抜けた白組では、初出場が8組。男性8人組グループ『Stray Kids』や13人組グループ『SEVENTEEN』、実力派ロックバンド『Mrs.GREEN APPLE』らが名を連ねた。
今後の注目はいわゆる特別枠や、企画枠で出演する大物アーティストがいるかどうかだ。
昨年は加山雄三、氷川きよし、松任谷由実、安全地帯がそれぞれ出演する企画のほか、桑田佳祐 feat. 佐野元春、世良公則、Char、野口五郎として『時代遅れのRock‘n Roll Band』を組むコラボ企画があった。
紅白制作統括の大塚信広氏はサプライズについて
「今後、お名前のないアーティストに関しても引き続き交渉する可能性はもちろん、ある」と明言。
スポーツニッポンでは同局関係者のコメントとして《海外の大物アーティストの出演や国内の人気バンドの再結成を紅白のステージ上で実現してもらうことを目指している》と報じた。
「今年10月に亡くなった歌手・谷村新司さんや、3月に他界した坂本龍一さんの追悼コーナーは確実視されています。前者では堀内孝雄さん、矢沢透さんのアリスメンバーが出演し、往年のヒット曲を歌うのではないでしょうか」(音楽関係者)
そんななか、がぜん機運が高まっているのが『X JAPAN』のスペシャルステージだ。
先月29日にメンバーのHEATHさんが急死。YOSHIKIは同バンド公式サイトで、遺族を通じ
「しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい」
「メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい」
という言葉を託されたと明かしている。
「HEATHさんはX JAPANでライブをやりたいと生前話していたそうです。その希望をかなえ、かつ、ファンにも報告する場所となったら紅白が絶好の舞台となります。NHK側も“探り”を入れているそうです」(スポーツ紙記者)
ただし、YOSHIKIはこうも綴っている。
「これから親族の方たちと話し合い、HEATHの願いを実現させるしかないと思っています。そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります」
この“戦わなくてはならないこと”が何を指すのかは不明。ファンの間ではボーカル・ToshIとの“雪解け”を願う声も上がっているが……。
「’18年からX JAPANは活動休止状態。その背景にYOSHIKIからToshIへのギャラ未払いがあると一部で報じられました。実際、両者は代理人を通じてやりとりするしかないほど、関係は冷え込んでいます。
HEATHさんの葬儀でも、2人がバッティングしないよう関係者が配慮したとか。活動再開にはYOSHIKIからの歩み寄りが必要不可欠。ですが、ToshIさん側が話し合いに応じるかも未知数です」(前出・音楽関係者)
ジャニーズ不在の紅白だけに、NHKはギリギリまで“大物”との交渉を重ねるという。恩讐を超えた“サプライズ”は実現するか――。
「ジャニーズ不在」紅白歌合戦 HEATHさん死去でNHKが動く「X JAPANのサプライズ出演」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b53e983ad87e9f5685979aed249db515130d8d
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Source: 芸能トピ