旧ジャニ新会社　福田淳新社長、情熱スピーチ「この事務所にはまだまだ可能性がある」　社員集会であいさつ

　ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、東山紀之（57）に代わって、新しく設立されるエージェント会社の社長に就任する福田淳氏（58）が社員集会に出席し、あいさつをしていたことが10日、分かった。

　9日に事務所内の一室に集まった社員を前に15分ほどスピーチ。副社長となる井ノ原快彦（47）が同席した。福田氏は就任のあいさつや抱負などを述べた後、「信じてついてこい」「頑張ろう」などと力強い言葉を連発。さらに「この事務所にはまだまだ可能性がある」と語りかけて、社員の士気を高めた。この模様は、仕事などで足を運べない社員のためにリモートでも配信された。

　女優のん（30）とエージェント契約するコンサルティング会社「スピーディ」の代表取締役社長でもある福田氏。独立後に活躍の場が激減したのんに、CMなどさまざまな仕事をもたらした。また、事務所とテレビ局のバーター（抱き合わせ出演）などによるキャスティングを批判しタレントの移籍の自由などを訴えるなど、これまでの“ジャニーズ色”とは正反対の姿勢を示してきていた。社長就任後、どんな方針を打ち出しいくのか注目されている。

　すでに自身のX（旧ツイッター）のアカウントを削除。社長就任への準備が進んでいるとみられていた中、新社長がいよいよ社員との“顔合わせ”を済ませた。新体制は近日中に発表される見通しだ。

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