二宮は「独立」の経緯について
「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」
と告白。日々葛藤を続けるなか、ジャニーズ2度目の会見で
「ジャニーズ事務所というものは10月17日をもって『SMILE-UP.』に社名を変更する。そして新しい会社をたてて、ジャニーズ事務所にいるタレント達は優先的に、エージェント契約であったりマネジメント契約、こちらを選択して行えるという風なお知らせを聞きました」
とつづった。その上で
「自分の将来については自分自身で決めていかなきゃいけないし、でも仕事は走っていっているっていう中で一旦落ち着いて物事を俯瞰で見て考えていたときにやっぱりちゃんとしようと」
と吐露。独立を決断し
「一つ一つの仕事に向きあい また自分の人生を歩んでいく」
と前を向いた。
独立では元『V6』・岡田准一に続く2人目の大物。岡田は公式サイトで11月30日をもって
「ジャニーズ事務所を退所いたしますことをご報告申し上げます。今後につきましては、芸能事務所を設立し、活動してまいります」
と報告していた。
「二宮さんの独立ではっきりしたのは、実力があって個人でやっていけるような人は、エージェント契約を結ぶより『独立した方が得』ということです。新会社がどうなるかわからないために、止まっている仕事もありますからね。
岡田さんに続いて、二宮さんまでも……という流れは、態度を保留している他の“大物”にも影響を与えると思いますね」(スポーツ紙記者)
大物の代表格である木村拓哉はひと足早く、新会社とエージェント契約を結ぶことを宣言しているが、こちらは’16年のSMAP解散騒動の際に一部ファンから裏切り者扱いされた経緯もあり
「すぐに独立すれば2度目の裏切り者批判を招きかねない。しばらくはエージェント契約を結ぶしかない」(同・スポーツ紙記者)
という意見がもっぱらだ。むしろ木村はこれまでの人脈・キャリア形成からして独立してこそ最も妙味を得るタイプだ。
「再び海外進出を視野に入れているという情報もある。そうなった場合、社名は変わってもSMILE社および新会社が元ジャニーズ事務所であることに変わりはない。接点を消す意味でも独立した方がいいのではないか」(芸能プロ関係者)
話を二宮に戻すと、ネット上では「独立」を嵐からの「脱退」と勘違いするファンが続出した。これに二宮は
「嵐がなくなるんじゃないかとか、不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけども、僕は明日からも嵐です。嵐がある以上、嵐なので、それは安心していただきたいです」
と説明。
「また嵐が再開をする、活動をするというときはもちろん、メンバーとして活動を一緒にやっていきます」
と述べ、ファンを安心させた。この一文は非常に重要だ。
「ファンに対してもそうですが、自分と自分の家族に対しても配慮したのだと思いますね。二宮さんは’19年に元アナウンサーの女性と結婚。当時は『反対を押し切って……』という報道もありました。
一部ファンの中には不満の矛先を二宮さん本人や妻に向ける人もいた。今回、二宮さんの独立で嵐の再始動が遅れるようだと、またあの時のようなバッシングが起こりかねない。二宮さんのコメントはそうしたことにならぬよう先手を打ったようにも見えます」(前出・スポーツ紙記者)
常にグループで先陣を切ってきた二宮。ほかのメンバーも続くことになるのだろうか――。
『嵐』二宮和也の“独立報告”のウラで…所属タレントに広まる「ジャニーズに残っても損」な空気感
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5deb31d83719ed7938f2ccc21e01d4d516f24a4
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Source: 芸能トピ