元ジャニーズJr.の大島幸広は10月10日にSNSで
《こんばんは 私は当事者の会を正式に退会致しました。当事者の会とは、考えや方向性のズレがありました。
このまま当事者の会で活動しても私の考える解決の道とは違う方向になりそうなので、この辺りで違う道へ進ませて頂きます!》
と報告。ひとまず“個人”で活動していくとした。
また、12日には『Kis-My-Ft2』の元メンバーの飯田恭平氏も退会することを表明。自身の「X」で報告した。
同会をめぐっては、4日にも往年のアイドルグループ『忍者』の元メンバー・志賀泰伸氏が退会を表明。代表の平本淳也氏と副代表の石丸志門氏との認識のズレ、方向性の違いが理由だという。
亀裂の原因は3日に当事者の会が東山紀之、藤島ジュリー景子氏と面談した際のやりとりだった。話し合いは2時間にわたって行われたが、事情を知る関係者によると
「平本、石丸のテンションが高く、ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)に『雇ってくれ』とお願いした。さらに連絡先を交換し『一席設けましょう』とやった。これに他のメンバーが違和感を抱くようになった」
という。
ジャニーズ事務所は10月17日付で社名を『SMILE-UP.』に変更。性被害者の補償業務のみを行う。平本氏らの考えでは、そこへ実際の性被害者が入ることで、現場の声を届けられると考えたようだが……。
「仮にもジャニーズ事務所はトラブルの相手ですからね。事務所トップの東山さんとジュリー氏が出てきてくれたことで、多少の高揚感が生じるのは仕方ありませんが『雇ってくれ』は時期尚早。足元を見られることにもなりかねません」(スポーツ紙記者)
前出の志賀氏は当事者の会のなかでも、故ジャニー喜多川氏を嫌悪しており、国際問題として法の裁きを求めていたという。
加えて石丸副代表のユーチューブ上での“発言”もいただけなかった。
東京新聞・望月衣塑子記者らが運営する『Arc Times』のライブ配信に出演した際に、志賀氏の退会について
「ここまでくると本人の問題になってくるので彼の意見は尊重したい。自分の人生に関わることなので、たとえ当事者の会といえどそこに介入することはできない」
とピシャリ。補償額についての議論では
「誹謗中傷で『金目当てか!』と言われることが多々ありました。あえてここで言わせていただきたいのは、お金目当てです!」
と語気を強め
「私たちがお金をえないと、あとの人たちの値段が下げられてしまう。前例を作らないと」
と主張した。
事実、ジャニー喜多川氏が他界して罪に問えない以上、お金で解決するしかない。ただ、このタイミングで「金目当て」と発信すれば、問題の本質がスケールダウンしてしまい、国際社会に訴えたいメンバーとしては、納得がいかないはずだ。
当事者の会を知るワイドショー関係者は
「あれは石丸氏のスタンドプレー。彼は会見後のオフレコトークでも金欠をネタにしているような人。発言に悪気はないのでしょうが、興奮して“本心”が出てしまったかもしれませんね」
と指摘する。
SMILE社との補償協議はまだ始まったばかり。東山社長は「法を超えた」補償を明言しており、一般的に300万円ほどとみられる補償額を大幅に引き上げる姿勢をみせている。
「3倍ルールで1人当たり900~1200万円程度ではないか、と言われている。ただ、この金額で当事者の会が納得するかは別問題。両者の金額の隔たりは大きく、そう簡単に和解とはいかないという人もいる」(テレビ局関係者)
まだまだ波乱の展開が待ち受けていそうだ――。
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Source: 芸能トピ