NHKは9月27日の会見で、補償や再発防止の取り組みが十分と判断されるまで所属タレントの新規起用を見合わせる基本方針を発表。紅白も例外ではなく、今年は出場者ゼロの可能性も示唆されていた。
しかし、現時点ですでに少なくとも〝2枠〟は出場が確定したというのだ。音楽関係者は話す。
「まだ、この2枠にどのグループが入るかは未定ですが、実際『Snow Man』などはCDセールスの面でも本来申し分ない実績を上げています。NHKとしても紅白を盛り上げたいという思いはありますしね」
紅白といえば、近年はジャニーズと密接な関係を築いていた。長年にわたりジャニーズのタレントが司会を務め、毎年5~6組が出演して番組を盛り上げていた。しかし、先に示していた起用方針はどうなるのか。先の音楽関係者は続ける。
「ポイントは被害者への補償が11月からスタートするという点でしょう。紅白の出場者は例年11月前半に発表されます。さらに、最近は追加発表も五月雨式に行われています。11月から補償が始まれば起用再開の理由にはなりますし、実際に始まるかを見極めてからでも、紅白には十分間に合うというわけです」
「NGリスト問題」も噴出しているが、作成したPR会社側が「ジャニーズ事務所は一切関与していない」とコメントして事態の収拾を図っている。
ジャニーズ側も、東山紀之社長(57)が、被害者でつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーと面会し、直接謝罪をするなど補償への動きを進めている。
「Sexy Zone」が騒動後初のグループ名変更
そんな中、人気グループのひとつ「Sexy Zone」がグループ名を変更することになった。「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」などはすでにその意向を示しているが、故ジャニー喜多川氏の名前を冠していないグループでは初めてのこと。
「結局、命名はジャニー氏なので、そのイメージを払拭する目的がある。どれも長年ファンには親しまれた名前だが、今後の活動に支障をきたす恐れがあることを踏まえると、他のグループも追随する可能性がある」と大手芸能事務所関係者は指摘する。
2023.10/6 11:24
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Source: 芸能トピ