完全に終わった「お笑い第7世代」人気 バブルを作ったテレビ局にも責任?

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manzai

1: なまえないよぉ~ 2022/03/17(木) 20:49:41.26 _USER9

 すっかり耳にすることも少なくなった「お笑い第7世代」。2018年12月の「M-1グランプリ」で優勝した霜降り明星のせいや(29)が、自分たちのお笑い世代をこう呼んだことで一気に広まった。第7世代枠の番組が次々と作られたが、最近は続々と消えている。17日の「アメトーーク!」(テレビ朝日)では、“第七世代、その後……”が放送される。

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 3月14日、第7世代を代表する、霜降り、ミキ、EXITの3組を冠にした「霜降りミキXIT」(TBS)が最終回を迎えた。ミキの兄弟2人が新型コロナに感染してしまったため、レギュラー陣が揃わないまま異例の幕切れとなった。バラエティ番組のスタッフは言う。

「第7世代を代表する3組を揃えた最強の番組も、最終回の視聴率は1・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と惨憺たるものでした。いまや“第7世代はつまらない”という見方が定着しつつあります」

 あれほど注目されたのに?

「“お笑い第7世代”は18年の賞レースで爪痕を残した芸人たちや、翌19年に頭角を現してきた若手芸人たちの総称でした。実際のところ、年齢や芸歴など厳密な区分けはなく、そのとき面白い芸人を“第7世代”にはめ込む番組スタッフも少なくありませんでした。ミルクボーイやぺこぱは、世代的にはちょっと上のため少し無理があった。第7世代枠というものまででき、19年に勢いのあった第7世代芸人をブッキングする一大ブームが巻き起こったのです」

 様々な番組内で第7世代が取り上げられ、そこから彼らだけが出演する番組が出現する。

■3カ月で終了

「20年4月に日本テレビでスタートしたのが『第7キングダム』でした。霜降り、EXIT、ハナコ、3時のヒロインといった第7世代のみの番組でしたが、3カ月で終了。そもそも期間限定の放送だったようなのですが、まだまだ実力不足という評価が多かったですね」

 それでも日テレは、20年7月から「お笑いG7サミット」を放送した。

「四千頭身やぺこぱ、ぼる塾など、第7世代をさらに増やした番組でしたが、結局これも3カ月で終了しました。第7世代はもともとネタが面白いと評価された芸人たちで、バラエティ番組ではトーク力が重要なんです。第7世代は“個人戦(ネタ)”には強いが“団体戦(トーク)”ではウケない、という評価を聞くようになりました。実際、実力派のMCや共演芸人たちとのトークでは、自己アピールができない芸人が多いように感じます」

 まだピンで使うには早いが、団体なら――と彼らを起用したテレビにも責任があったのではないか。

「アメトーーク!」で復讐?

「テレビマンたちは第7世代の括りに一生懸命で、無理矢理はめ込んだために、それぞれの実力が発揮できなかったとは言えるでしょうね。19年の『M-1グランプリ』でミルクボーイが優勝したときに、せいやは『第7世代は終わりました、崩壊。もう元の世界に戻ります』と言ったにもかかわらず、テレビ業界は第7世代にこだわり、彼らの番組を続けましたから。だからこそ、最後まで第7世代の中心である霜降りへの期待は大きかったと言えるでしょう」

 霜降りが上京後、在京キー局で初の冠番組となった「霜降りバラエティ」(テレ朝)は19年4月にスタートした平日深夜の30分番組だったが、昨年9月に「霜降りバラエティX」と改題して、日曜午前3時からの20分番組に縮小した。

 2月22日には、霜降りと西川貴教がMCを務めたゴールデン帯のバラエティ「オトラクション」(TBS)が1年持たずに打ち切られた。

 さらに「霜降りミキXIT」(TBS)も終了したわけだ。

「第7世代は、トーク力では敵わない“第6世代”“6・5世代”と呼ばれる中堅の先輩芸人や、20年以降に頭角を現してきた芸人たちに、その場を奪われたと見ていいでしょう。17日の『アメトーーク!』は、何しろ第7世代に対して、ゲストとして出演するのが陣内智則とジャングルポケットの斉藤慎二ですでの、その現実を知らしめることになるでしょう」

 第7世代の完全終焉の象徴と言えそうだ。

「いまや第7世代という“肩書き”では仕事はできません。芸人ですから、面白くなければ当然ですが、第7世代という椅子自体がなくなってしまいました。自戒を込めて言えば、テレビ業界が作ったバブルだったのでしょう」

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2022年03月17日
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Source: 芸能トピ

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