日テレ関係者が言う。
「それは視聴率のせいです。全体の平均視聴率は11・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)で、全46回中35位タイでした。今年の総合演出は『世界の果てまでイッテQ!』や『1億3000万人のSHOWチャンネル』、『月曜から夜ふかし』など人気番組を手がける日テレNo.1の古立善之さんでしたが、彼もうなだれていたそうです」
中略
視聴率だけではない。
「番組の最後に募金額の速報値が発表されますが、今年は2億2223万8290円でした。これは昨年の3億1819万4209円より1億円近く減ったことになる。一昨年の4億2102万9826円と比べると約2億円も減っています」
なぜ今年は、視聴率も募金額も落ちたのだろう。
「目玉のマラソンにしても、決してヒロミさんが悪いわけではない。番組中に走者がサプライズ発表されるまで情報が漏れることもありませんでしたし、還暦も近くなって100キロ以上を走り抜いたのは立派です。ただし、サプライズ発表とはいえ驚きはありませんでした。妻の松本伊代と2人の息子も引っ張り出しましたが、テレビの演出なら誰でもそうするでしょう。すべてが予定調和で、ハラハラドキドキ、思わず『がんばれ!』と応援してしまうようなものがなかったですね」
若い視聴者との乖離を指摘する声もあるという。
「番組終盤、病気療養中の谷村新司(74)を励ますため、アリスの堀内孝雄(73)と矢沢透(74)、そして昨年がラストステージだった加山雄三(86)が登場しましたが、徳光和夫アナ(82)が『ベーヤン(堀内)、キンちゃん(矢沢)』と呼んでも、若い人にはチンプンカンプンだったでしょう。そういう場面が何度もありました」
そして最大の敗因は……。
「『24時間テレビ』はこれまで、福祉、災害復興、環境保全をチャリテイーの柱にしてきました。今年はこれに“子供の未来”を加えました。ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(1931~2019)による性加害問題が解決しない中、番組のメインパーソナリティーになにわ男子を起用してしまったことが最大の敗因でしょう。彼らにとっては気の毒としか言いようがありませんが、まだデビューから2年目ですし、実力も足りませんでした」
後略
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https://www.dailyshincho.jp/article/2023/08301129/?all=1
2023年08月30日
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Source: 芸能トピ