「環田は、8月30日放送の第8話を最後に登場しません」
そう明かすのは、ある日本テレビ(以下日テレ)関係者だ。
「今後、関係性がもっとも注目されるキャストであるにもかかわらず、最終話まで2話を残して出演シーンはもうないようです。そういえば、このドラマを巡り、市原さんの周辺ではトラブル続きでしたしね……」
そもそも6月末の制作発表会見から、不穏な空気が漂っていたという。
「赤楚さんや波瑠さんと並び主要キャスト6人が会見場に登場しました。そこで、市原さんが司会の日テレアナウンサーの、今作とは関係ないプライベートに関する質問にカチンときてしまい、つっけんどんな対応をし、現場が一瞬、凍りついたんです。あとで赤楚さんと波瑠さんが気を使い、そのアナウンサーに謝るという事態になっていました」(前出・日テレ関係者)
さらにその数週間後、ドラマの宣伝を兼ねて市原が出演した、くりぃむしちゅーの上田晋也(53才)がMCを務めるバラエティー番組『上田と女が吠える夜』(日テレ系)でも、市原の怒りが爆発した。
「俳優にはイメージを守るため“NG質問”があるものですが、番組側との事前打ち合わせで伝えていたのに、本番で上田さんからその質問があったのです。市原さんは上田さんと同じ“長渕剛ファン”としてシンパシーを感じていたので、裏切られた気持ちになった。収録後、上田さんの楽屋に行って問い詰めたところ、彼はNG質問を聞かされていなかったことが発覚。番組サイドが伝え忘れていたようで……。
制作発表会見もバラエティー出演も、いわばドラマの宣伝。その場でトラブルが続いたことで、ドラマスタッフも疲弊していました」(前出・日テレ関係者)
市原のエキセントリックな性格は、芸能界では知られた話だという。そのトラブルメーカーぶりに、一時は仕事が激減したことも。本人も激高しやすい性格を認めており、昨年にはあるインタビューで、かつての自分は《周囲の大人に対しては“理由なき怒り”を持っていた》と感情のコントロールが難しかったことを明かしていた。
一方仕事では、プロ意識の高さでもよく知られている。
「減量が必要だと感じたら、1日に飴1個しか食べないようなストイックさがあり、バラエティー番組で、即興演技を求められたときには、本気の演技をすぐさま見せ、周囲を驚かせたこともありました」(芸能関係者)
そうした姿勢、演技は高く評価されており、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、御家人・八田知家を無口な仕事人として好演。撮影後に出演者やスタッフから贈られた「卒業証書」には《あなたはこの作品で誰よりもぶっ飛び!!誰からも愛されていた事をここに証します》と書かれていたという。
一連の騒動に関して日テレに聞いたが、「制作過程についてはお答えしておりません」とのことだった。熱血漢ゆえのトラブルなのだろうが、市原には、役柄の環田のように“大人の余裕”が必要なのかもしれない。
※女性セブン2023年9月14日号
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a7f49c4c13bddb457620781a3249a12cdd7ccb
バツイチの同僚・環田を演じる市原。ドラマで共演する波瑠(左)と(画像はドラマのインスタグラムより)
https://www.news-postseven.com/uploads/2023/08/30/insta_kocchimuite_ichihara_hayato_haru-599×750.jpg
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Source: 芸能トピ