(※中略)
セカンドシングル『YELLOW YELLOW HAPPY』がミリオンセラーを記録すると、翌年にはウッチャンナンチャンの南原清隆、キャイ~ンの天野ひろゆき、そしてビビアン・スーのブラックビスケッツが誕生し、ことあるごとに勝負企画を放送、高視聴率に拍車をかけた。
(※中略)
ーー対決のなかで、一番高い壁を覚えていますか?
「ナンチャンに“1週間後に綱渡り対決だ”って言われて。綱を渡りきらないとポケビが消滅する、というんです。“綱渡りなんかできないもん”って大泣きした」
■「あのう、綱渡りの練習をしたいんですけど」
次週の企画を告げられると収録が終わり、メンバーは何事もなかったかのように帰宅。一方で、千秋さんは困惑しっぱなしだった。
「ナンチャンたちは帰っちゃったけど、私は1週間後に綱渡りできるようにしなきゃいけないから。泣きながら“どうしよう”ってスタッフに相談したら、“綱渡りを練習する場所を探そう”と。それで綱渡りといえばサーカスだなと、スタジオにあったタウンページの“サ行”を開いて」
ネットもない時代、サーカス団がどこにあるのかもわからないまま、出てきた3つの団体に電話をかけた。
「“あのう、綱渡りの練習をしたいんですけど”と電話したんだけど、全然相手にしてくれなくて。木下サーカスさんだけが“朝に来てくれれば、練習できます”と言ってくれて。
1週間の間、3,4回ほど静岡の木下サーカスさんの拠点まで行って練習させてもらいました。ライオンの檻がその辺にあって、ガオガオ言ってたなあ」
ーー電話も自分で……すべてがガチだったんですね。
「あとは、スタッフが作ってくれた練習場で練習した。でも、ほんとうに意味がわからない。なんで急に綱渡りなんだろう。ナンチャンの思いつきだと思うけど」
ーー番組では、南原さん扮する天才音楽プロデューサー南々見一也が、さまざまな対決を発案しているという設定でしたよね。
「だから、ナンチャンがイヤだったんだけど、ポケビの企画じゃないときも、いろいろ厳しく教えてくれたのはナンチャンなんです」
■「楽しいばかりではない。それで自分の立場をなんとなく理解できた」
たとえば、打ち上げ中。千秋さんは南原さんからこんなアドバイスを受けたという。
「“女の子のタレントの寿命は2年しかない。おまえはもう1年経ったから、あと1年しかないぞ”とか、急に言うんです。“いいのか、それで”と言うので、“イヤだ”って言うと、“この1年で結果を出さないと、森口博子さんや山瀬まみさんのように長く活動している人のようにはなれない”って。
急に言われてムカつくけど、楽しいばかりではないんだなって。それで自分の立場をなんとなく理解できて、がんばろうと奮起しました」
ほかには、手取り足取りの“お笑いレッスン”を受けたこともあった。
「ナンチャンが“ノリツッコミがヘタクソだから練習して”と言ってきて。私はお笑い芸人じゃないのに。そうしたら、その場にいたキャイ~ンやよゐこが、急に振ってくるんですよ。それで私なりにノリツッコミをやってみると、“ちょっと遅い””もうちょっとこうしたほうがいい”とか言ってきて。
普通におしゃべりしていたのに、なんだよおもしろくないよこんなの! って思ってたんだけど、結果的にみんなが教えてくれていたんだな、って」
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
千秋のポケビ秘話「ナンチャンがイヤだった」
8/20(日) 7:32 双葉社 THE CHANGE
https://news.yahoo.co.jp/articles/348d5efd6daac1311f6a0c48ad6c47d7f015ec3d
千秋 撮影/松野葉子
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230820-00000201-fchange-000-2-view.jpg
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Source: 芸能トピ