日本で写真集を出すなどしているチュンチュンは個人での来日経験はあるが、チーム「Passion Sisters(パッションシスターズ)」全員での来日は初で、都内でチアダンスを披露する予定。
台湾チアが世界で注目されたのは、2023年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での1次リーグでのこと。アメリカで放送された台湾戦の試合に彼女たちが登場すると、MLBファンたちから「なんて楽しそうなんだ」「これは熱すぎる」「台湾の雰囲気が頭から離れない」などと台湾野球とチアが繰り広げる世界に羨望の声が。事情は日本でも同じで、台湾チームが予選で敗れると「台湾チアに会いたかった」など嘆き節がSNS上にあふれた。日本ではTikTokやYouTubeでも彼女たちの個性的なダンスが多数アップされ、ネットの検索件数も、急上昇した。
◆台湾チアを代表するチュンチュン
日本でプロ野球チームのチアといえば、日本ハムのファイターズガールによる「きつねダンス」が人気を博しているが、台湾プロ野球のチアはひと味違う。プレイボールからゲームセットまで常にスタンドで踊りながらファンを鼓舞。振り付けも選手ごとに異なるだけでなく、ヒットや盗塁成功など、そのダンスは100種類とも言われ、ルックスやパフォーマンスに魅了された人たちからは「選手より人気がある」とも言われるほどだ。
そんな中でも「台湾チアの至宝」とも呼ばれるのが、プロ野球チーム「中信兄弟」のチアリーディングチーム「Passion Sisters」に所属するチュンチュンだ。チュンチュンは日本で複数の写真集を出しているほか雑誌の表紙を飾ったこともあり、日本にもファンが多い。
今回の来日についてチュンチュンは「全員一緒に招待されて緊張もありますが、とても興奮しています。しっかりと準備して、日本の皆さんにパフォーマンスを楽しんでもらえるよう頑張ります」とコメントしている。
◆日本進出をめざす理由
台湾で人気になったタレントは、一般的に中国本土への進出を図ることが多い。中には中国各地をツアーで渡り歩いて一気にメジャーに上り詰める歌手もいるという。しかし、昨今の中国と台湾の情勢を反映し、近年では簡単には実現しないことも多いという。こうした中で注目されている市場が日本だ。
台湾での日本のエンターテインメントと言えば、トレンディードラマやJPOPブームなどの90年代に圧倒的な人気があったが、韓国勢の攻勢によりその後失速。しかし、ここ数年ふたたび注目され始めているというのだ。日本からのワクチンの供与、地震の際の支援などをきっかけに日台友好の機運がかつてなく高まっているのも背景の一つなのだという。
8/1(火) 17:27配信
FNNプライムオンライン
来日したチュンチュンら「Passion Sisters」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5601c7f53e14503a0e82438c74fbf700c0e2dc9a
https://i.imgur.com/wIHLnhE.jpg
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Source: 芸能トピ