「大食い仲間の高橋ちなりちゃんが2023年7月21日、永遠の眠りにつきました。ちなりママのご意向で私からお伝えすることになりました。きっと今ごろ天国で美味しく食べて飲んでいるはずです ちなりんも読んでくれると思うのでお別れのメッセージを送ってあげてください」などとファンに呼びかけた。
高橋さんは昨年12月に自身のXで、「腰の圧迫骨折+拒食気味の為入院2週間目。」「ガンマGTP(肝臓)の値が平均は70とかなのに私2700とかで今度はそっちが原因で入院続くことになりました…」などと明かしていた。大食いタレントして活躍していた高橋さんには拒食症の症状があったようだが、今回の訃報を受けて過去のあるブログが再注目されている。
2010年11月に、テレビ東京の『元祖! 大食い王決定戦』などに出演していた当時30代の女性フードファイターの告白だ。彼女は過食嘔吐という摂食障害で施設入所していると明かし、最低体重が27キロ(168センチ)になったと公表。名前などの個人情報は伏せられているが、ブログの投稿は現在も残っている。ブログには、「大食いビジネス、大食い選手の虚像を明かし、これ以上沢山の人が苦しまないで済む事を祈りつつ・・・」「怪物級に食べてもガリガリなのは、嘔吐で、消化吸収する前に出してしまうから。過食嘔吐の量やタイミング、吐き出す技術に長けたごく一部の「ベテラン摂食障害者」のみが選ばれし「トップフードファイター」として華やかな世界で活躍できるのです。身体と心の健康を削りながら。」などと綴っていた。
また、大食いと体への影響については、2016年に元フードファイターのジャイアント白田氏(44)が、テレビ番組で「胃が広がるとほかの臓器が後ろに行く。腸とかが後ろに来て後ろがボコって出るんです」などと暴露している。
奇しくも、今月27日放送のTBS系バラエティー特番「まさかの一丁目一番地」で、大食いYouTuberのもぐもぐさくらが、今年3月に死去した大食いタレントの菅原初代さん(享年59)が亡くなるまで大腸がんを患っていたことを伏せていた理由を、病気が大食いと結び付けられないかを心配していたからだと明かしていたばかり。
大食いとのこうした病気との因果関係は分からないが、テレビ番組やYouTubeでも大食いは人気コンテンツ。SNSでは《そろそろテレビやYoutubeで、大食いネタ禁止にしたらいいのにね。観てても全然面白くないし、身を削ってまでさせる事じゃない》《亡くなられた原因はわからないけど、大食い。て、同時に大量の糖質や塩分を摂取するわけで、身体にいい訳はない。本当に身体は大事にしてほしい。》などと、大食いの危険性を懸念する投稿が散見された。
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Source: 芸能トピ