同作は2019年に放送され話題となった同局系「3年A組―今から皆さんは、人質です―」のチームが新たに手掛けるオリジナルの学園ドラマ。初回の内容は…。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。様々なハラスメントや人間関係に配慮が必要なこの時代に、そしてたった一つのミスが人生を180度変えてしまうこの時代に、九条は教師としてただただ適切な距離と適切な判断を選ぶだけの1年を過ごした。そんな1年に感動や感傷の想いはない。そこにあるのは無事に1年を終えたことに対しての安堵感だけであった。
巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条。青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとした、その時。九条の背中に強烈な衝撃を受ける。
上階から落下する九条。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの「生徒の手」であった。その 『犯人の手元』には“D組 卒業おめでとう”と記された深紅のコサージュが。「…私は生徒に殺された」。
そう理解しまさに地面に着きそうになった…その瞬間、ハッ!と目を開けると、なぜかそこは3年D組の教壇の前であった。目の前には30人の生徒。黒板には「令和5年4月6日」という1年前の始業式の日付。笑顔でクラスメイトと会話をする生徒たちを見て…九条の手は震える。なぜなら、今九条の目に映る人々は1年後、自分を殺す「30人の容疑者」だからだ。
自分の「死」の未来を変えるため、生徒との向き合い方を改めていく九条。しかし、教師の想いを生徒に届けるということがとても難しいこの世の中に、九条はある『覚悟』を決めることとなる。自分を殺した生徒は誰か。そしてこの1年の中で「離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう二度目の1年が、今始まる…という展開だった。
中盤では生徒の鵜久森叶(芦田愛菜)がクラスでいじめられていたことが明らかになった。相良琉偉(加藤清史郎)らによって、教科書に落書きをされ、学級裁判にかけられていた。それに気づいた九条は、クラスに乗り込み、鵜久森を救おうとする。鵜久森は涙を流しながら、いじめられるようになった経緯を語り始めた。
ネット上は、「芦田愛菜がいじめられ役かぁ」「居なくなっちゃう設定なのか」「芦田愛菜ちゃんレベチ」「芦田愛菜ちゃんの存在感、松岡茉優の演技力」「芦田愛菜ちゃんが泣くシーン見るとこっちまで泣きたくなる」「まさかのいじめられっ子とは 意外性あっていい」「すごいな、、愛菜ちゃん長台詞よな」といった声が寄せられた。一方で「これ芦田愛菜ちゃん実は裏のボスでした~とか展開めちゃくちゃ待ってる」「最初の突き落とした人間が鵜久森さんとかだったらえぐい展開けど流石にそれはないか」「敵か見方か黒幕か、一番気になる」などの考察も盛り上がっていた。
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a653b53f79e514a2de1d13e0e947cc845fde458
続きを読む
Source: 芸能トピ