締めのあいさつを求められた松本は「この作品はいろんなカルチャーがミックスされている。ファッションとか、皆さんの個性がぶつかり合っている、爆発している…どうしよう、うまくいえなくなっちゃった。どうしよう…」と言葉に詰まった。
隣の吉岡里帆(30)らが「大丈夫。ゆっくりいきましょう」などと落ち着かせる中、再び松本は「何が言いたいかというと…若者たちの中で、いろいろあるじゃないですか。自分たちをどう表現していいかということが、わからなくて、一生懸命自分たちを表現するんだけど、それがうまくいかなかったり批判されたりとか、そういう世の中になってきて、でもこの映画には自分はそんな趣味趣向だったり、どんなファッションだったり、どんだけ平凡だったり、どんなに奇抜だったりしても、それを認めてくれるような映画だと思う。メチャクチャいいじゃないですか」と監督を”千原くん”と呼んで作品をたたえた。
さらに松本は「そういう個性っていうものをもっと認め合って…合えばいいじゃないかって思うんです。いろいろあるけどこの映画を見て自分の持ってる”個”っていうものをもっともっと出していいんだ。それに負けないでほしいですし、すごい個性的な人たちがたくさん出ているので、みんなが認め合える世の中になったらいいなと思いました」と声を震わせながら気丈に話した。その後松本が「何か分かりますか?」と会場に問いかけると大きな拍手がわき起こった。
2023年7月14日 19時53分
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Source: 芸能トピ