番組では、昭和世代なら多くの人が知っているフレーズを紹介。巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が現役引退の際、「我が巨人軍は永久に不滅です」と発した名言、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の歌詞「アンタ あの娘の何なのさ」などが挙げられた。
その中に、あるテレビCMもリストアップされた。1979年から放送された、丸大食品「丸大ハンバーグ」のCM。小屋の外で2人の子供が、何倍もの大きさがある巨人の男性とのふれあいが展開され、最後に男性が「大きくなれよ」と子供たちに呼びかけるというもの。「ハイリハイリフレ ハイリホー」という歌も印象的で、昭和世代には懐かしいものだった。
当時はまだCGやクロマキーによる合成撮影の技術は存在せず、撮影はすべて実写だったという。番組では、撮影のからくりを再現した。
子供たちが立っている小屋の壁の部分は、実は壁ではなく鏡でできており、子供たちの縮尺を映し鏡の位置によって調整し、あたかも同じ画面の中にいるように見せていたという。撮影は米ハリウッドで行われており、こだわりの映像だった。
40年以上もたって明かされる、まさかのからくりに、当時を知る世代の出川哲朗も「え~!めっちゃすごい!」と絶句した。MCの「フットボールアワー」後藤輝基は「技術がないがゆえの考えで…」、「サバンナ」高橋茂雄も「ビックリした」と、スタジオからも驚きの声が続々と上がった。なお、「ハイリハイリフレ ハイリホー」の歌詞には、特に意味はないという。
技術力がない当時、幻想的な映像を想像力で実現させていたという事実に、ツイッターでも驚きの反応が続出。「素晴らしい技術だわ」「丸大ハンバーグのCMの撮影方法に驚愕する令和の夜 CGのない時代のハリウッドクオリティ…!!」「丸大ハンバーグのCMって合成だと思ってたけれど、鏡を使ったトリック撮影だったのか」「えー今更ながら丸大ハンバーグのCMの謎を知るwww」「あれでCG無しなんて凄いわ」といった声が寄せられていた。
5/25(木) 21:20配信 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/69c1ac67cdc541f3ba706519f199cf4e2d5d9224
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Source: 芸能トピ