市川猿之助、24年は「鬼滅の刃」歌舞伎予定　今後の興行多数、突然の事態で対応に奔走

歌舞伎俳優、市川猿之助（４７）が１８日に起こした〝騒動〟は世間に衝撃を与えた。直後に舞台「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」（東京・日本橋浜町の明治座、２８日まで）の出演を控える中での出来事。自殺を図ったとみられている。

３日に開幕した東京・明治座「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」で、昼夜２公演に異なる演目で出演していた猿之助。来月以降も歌舞伎公演での〝奮闘〟が予定されていた。

６月から８月までは東京・歌舞伎座で３連投。「六月大歌舞伎」（６月３～２５日）の昼の部「傾城反魂香（けいせいはんごんこう）」、「七月大歌舞伎」（７月３～２８日）の昼の部「菊宴月白浪（きくのえんつきのしらなみ）」では、いとこの市川中車（香川照之、５７）らと共演する。

また、７月８、９日に東京・三越劇場で上演される歌舞伎舞踊特別公演「夢見る力」を監修。中車の長男、市川團子（１９）が出演し、猿之助も午後５時からのあいさつに名を連ねている。

８月の歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」では第三部（予定）で「市川猿之助特別公演　新・水滸伝」に主演。９月には京都・南座でも「新・水滸伝」の上演が決まっていた。

さらに２０２４年２月から３月にかけては東京・新橋演舞場で上演される「スーパー歌舞伎Ⅱ（セカンド）鬼滅の刃」の総合演出を手掛け、出演もすることが発表済み。大ヒット漫画の歌舞伎版で、松本幸四郎（５０）、市川染五郎（１８）、團子との豪華共演がいまから注目を集めていた。

今後の猿之助の興行について、どうなるかは現時点で決まっていない。突然の事態とあり、対応に追われているようだ。

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