吉本の所属芸人を中心とする、いわゆる〝闇営業騒動〟は2019年に起きた。加藤は「スッキリ」で「今の社長、そして会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める」とまで話したのだ。
その後、吉本とエージェント契約を結んだ加藤だが、それから1年半後の21年3月、吉本サイドから「契約を延長しない」と申し出があり、吉本を退社した。
事情に詳しい関係者は「加藤は続けるつもりだったが、『スッキリ』で名指しで批判され、吉本の上層部はカンカン。とにかく『もう関わりたくない』という思いが強く、契約解除を申し出た」と指摘する。
エージェント契約については、加藤が「僕が思いついた」と、自身が発案したと明言した。
「そもそもエージェント契約は、事務所とタレントが対等というのが特徴。そのためタレントからも事務所からも契約解除を申し出られるので、吉本の方から申し出た。加藤はまだ所属していたかったみたいだけど」(同関係者)
以前なら、吉本とケンカ別れすると「芸能界にいられなくなる」と言われたが、そうした事態を加藤は〝奇跡的〟に免れたという。
「吉本にとっても〝ブラック企業〟というイメージを付くのはマイナス。昔はあったかもしれないが、いま加藤を業界を干すようなことをすると大問題になる。ずっと打ち切りの噂が絶えなかった『スッキリ』も、吉本退社から2年は続いたし、加藤にとっては影響はないのでは」(同)
だが一方で影響を受けるのは、加藤に同調して吉本とエージェント契約を結んだ面々だ。
「『スッキリ』に出演していたハリセンボンの近藤春菜や友近、たむらけんじらは吉本とエージェント契約を結んでいる。ただあまりに上層部と対立すると、加藤のように『契約解除しよう』と言われかねない。その前例を加藤がつくってしまったわけだから」(同)
帯番組である「スッキリ」のMCを長年務めた加藤は相当の収入を得たうえ、今後もテレビの仕事は続けられそうだが、むしろエージェント契約を結んだ他の芸人に影響があったようだ。
5/6(土) 18:31配信
東スポWEB
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Source: 芸能トピ