国民生活センターは12日、花粉症への効果をうたう「ジャムー・ティー・ブラック」という市販の健康茶に「ステロイド」成分が含有されていたと公式サイトで発表した。
同商品は「花粉症の激しい症状が緩和され通常生活が可能な状態になると報告されています」との謳い文句で主に通販で販売していた。
発表によると、テレビ番組の影響で4か月ほど飲用した13歳女性の血液検査で異変が判明。商品から食品に使用できない医薬品成分のデキサメタゾンが検出され、医薬品医療機器等法に違反した疑いがある。
同センターは「ステロイドを含有しているものを継続的に飲用されている方が急に飲用を止めると、身体への影響が出るおそれもあります」と呼びかけている。
この商品は著名人も効果を絶賛していた。ラジオ番組で取り上げたマヂカルラブリーの村上はツイッターで「少しの期間飲んで症状が治まったので現在は飲んでおりません、身体も不調はございません」とした上で「皆様大丈夫でしょうか。お気をつけください。わたしのお勧めで飲み始めてしまった方申し訳ありません」と謝罪した。
花粉症に苦しむ「アルコ&ピース」平子祐希も先月21日放送のTBSラジオの冠番組で同商品の効能をアピール。同局はその後、当該番組のアフタートークを削除した。
ミュージシャン・サンプラザ中野くんもツイッターで「これ俺飲んでた ひとにも勧めてしまった ひどいな 申し訳ない」と謝罪。
暴露系インフルエンサーの滝沢ガレソは2021年3月にツイッターでジャム・ティーを「怪しい」としながらも「結論、マジで効きました」と紹介。これを受け、13日までにツイッターで「滝沢も愛飲しておりTwitterで複数回オススメしてきました。誠に申し訳ございません…」と詫びた。
最初からステロイド入りとは知る由もなく、ある意味、彼らも〝被害者〟と言えるが、影響力の大きさから即座に対応するしかなったようだ。
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9db74344729754f0d5b14b05c2ab482d864287
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Source: 芸能トピ