元乃木坂46伊藤かりん「センターに1度も立てなかった私が手に入れた『自分だけのポジション』」

エンタメ
1: なまえないよぉ~ 2023/04/06(木) 19:28:02.39
私を形作る「何か」を一新したら、人生がキラキラと輝きだした――。仕事や住む場所、あるいは価値観をスイッチして、これまでとは全く違う道をひらいた女性たちの、決断をめぐるストーリーを描きます。

■ 小学生の頃から「夢はアイドル」

「チャンスはつかみにいくもの」。「将棋アイドル」として知られた乃木坂46の元メンバーでタレントの伊藤かりんさん(29)は、そう断言します。アイドルとして順風満帆だったとは言い切れないキャリアを支えたのは、チャンスが来たら迷わず突き進む勇気でした。

伊藤さんの転機は、2度ありました。1度目は、乃木坂46のオーディションです。小学生の頃からアイドルに憧れて、様々なオーディションに挑戦してきたという伊藤さん。しかし、なかなかうまくいかず、高校3年生の時に「これが最後」と思って受けたのが乃木坂46のオーディションでした。しかし、ここでも無念の結果に終わります。

ところが、自分が落選したグループなのに、なぜか大ファンに。推しのメンバーに会いに握手会にも通いました。

そして、運命の時がやってきました。2期生のオーディション実施が発表されたのです。「正直、私は1期生がとても好きだったので、とても悩みました」と振り返る伊藤さん。

一方で、胸の中では、小さい時からの夢がくすぶり続けていました。当時は専門学校生で、アイドルのオーディションを受けるには、年齢的にもギリギリ。「あきらめきれなかった、という表現が一番しっくりくる」という挑戦が実を結び、19歳で乃木坂46の研究生になったのです。

念願のアイドルへの道を歩み始めた伊藤さん。しかし、いきなり壁にぶち当たります。「ライブに出られるわけでもなく、学生として学業との両立に励むわけでもない。私は一体、何を頑張ったらいいんだろう……」

そんな時に2度目の転機が訪れます。将棋が題材のテレビ番組から乃木坂46に出演オファーがきたのです。正規メンバーと伊藤さんたち研究生に「将棋させる人いますか?」とマネジャーから声がかかりました。立候補する人がいない中で、伊藤さんはすっと手を挙げました。

実は、その時は「将棋のことはうろ覚え」という状態。小学生の時に、祖父と将棋をさしたことがあった程度でした。手を挙げたときに思っていたのは、「チャンスをつかまなきゃ」という一念のみ。「今思い出しても、あの時の私、よく手を挙げたぞ、とほめてあげたいぐらい」と笑います。

番組収録までの間、家族に頼んで特訓を始めた伊藤さんは「将棋って、めっちゃ楽しい!」と感じるように。元々、数独など頭を使い予測を立てるゲームが好きだったこともあり、どんどん将棋にはまっていきました。

■ 将棋は自信を持たせてくれた「恩人」

それと同時に、専門雑誌での連載や番組の司会など、将棋関連の仕事が次々と舞い込みます。「将棋界の人たちが自分を必要としてくれたことがありがたかった。全力で応えたい」と、乃木坂46のミュージックビデオ撮影の出番待ちの間や移動時間などに、将棋を鍛錬しました。専門誌の連載で「師匠」となった棋士から出された宿題をしていると、メンバーから「大変そうだね~」と気遣われることも。しかし、伊藤さんは「大変と思ったことはなかったですね。はまり症なので、とても楽しかったです」と振り返ります。当時の宿題のプリントは、積み重ねると高さ数十センチにもなり、今も大切に保管しているそうです。

ファン層もぐっと広がりました。電車の中で将棋好きの高齢男性に声をかけられて、降りるまで将棋談議に花を咲かせたこともあります。

中略

伊藤さんは、アイドルの世界と将棋の世界の橋渡しをしたのです。

乃木坂46のメンバーとして活動していた間、シングルのタイトル曲を歌う「選抜メンバー」に選ばれることはありませんでした。アイドルを目指していた時は、「センターで歌うことが頂点」と思っていたそうですが、今は違うといいます。「選抜に選ばれることはなく、センターにも立てなかったけれど、私は私だけのポジションに立てた」

2019年4月に日本将棋連盟から「将棋親善大使」に任命され、その翌月に乃木坂46を卒業。将棋の腕はアマ初段です。伊藤さんにとって将棋は「娯楽でもあり、仕事でもあり、息抜きでもある。何より、自分に自信を持たせてくれた恩人」なのだそう。…

全文はソース参照

https://pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230406-00010000-otekomachi-000-3-view.jpg
「私には将棋がある、と思えることがアイドル時代も今も支えになっている」と話す伊藤かりんさん

元乃木坂46伊藤かりん「センターに1度も立てなかった私が手に入れた『自分だけのポジション』」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20230406-00010000-otekomachi-life

pose_english_shrug_woman


続きを読む
Source: 芸能トピ

タイトルとURLをコピーしました