1982年10月にスタートし、芸能界きっての多趣味人でもあるタモリが、知的好奇心のままにその日のテーマを深掘りしてきた「タモリ倶楽部」。多くの人が緊張のスイッチを切る、金曜深夜特有のゆる~い空気も手伝い、40年を超える長寿番組として親しまれてきた。
1939回目の放送となったこの日も、タモリの「毎度おなじみ流浪の番組、『タモリ倶楽部』でございます」と、お決まりのフレーズで平常運転のスタート。最後のテーマは「タモリ流レシピを訂正しよう」だった。プロ顔負けの料理センスで知られ、数々の番組や書籍でそのレシピが披露されているタモリだが、料理サイトなどにあふれる間違ったレシピを訂正するため、タモリが自ら厨房に立つというもの。ゲストには「爆笑問題」田中裕二、劇団ひとり、市川紗椰を迎えた。
テレビ朝日は番組終了の理由として、「番組としての役割は十分に果たした」などと説明している。「タモリ倶楽部」の後番組は、「出川一茂ホラン☆フシギの会」が枠移動で放送される。
昭和から平成、令和まで3つの元号をまたいで放送されてきた名物番組の終了に、ツイッターには様々な反応が上がった。「あのゆる~いけど目が離せない感じが好きでした」と感謝の声や、「アレって終わるもんなんだ…」「まさか、タモリ倶楽部[終]って表記を見る日が来るとはな…」と、終了をいまだに信じられない声もあった。
中には、「タモリ倶楽部の最終回はテレビ的には3/31だけど日付変わってるからエイプリルフールだったとかいうことないかな…」「ぜひyoutubeで続けて欲しい。タモさんyoutube降臨しないかな」と、“大逆転”での継続を期待する声も上がっていた。
スポニチ2023年4月1日 00:20
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Source: 芸能トピ