「WBC決勝戦を授業中に観戦させる」。日本時間の22日午前6時、決勝の試合開始直前に行われたアンケートは、最終結果として9597票を集め、「賛成」が73.3%、「反対」が26.7%となっている。
アンケートをめぐっては、
「努力、結束力、諦めない気持ち……どんな道徳教育より最高の教材」
「ルール説明や選手の経歴、WBCの仕組みや歴史なんか解説してもらえたらとても意味のある時間になりそうで、私が親なら嬉しいです」
「クラスのみんなで見るのは良い経験になると思う。長野五輪のときスキーの金メダルの瞬間を教室で見たの今でも覚えてる」
「『野球だから』ではなく『日本が動いてるものだから』って理由で色んなものを見せてあげられたらいいんじゃないかなあと思います。時事ネタの勉強というか」
といった賛成の声の一方で、
「野球に興味のない子にとっては苦痛。高校のとき甲子園の全校応援に駆り出されて以来野球嫌いです。なんで野球だけ特別なの」
「観戦を強要されるのは反対です。観戦させるのであれば、どのスポーツであっても興味のない子が自習することを認め、不利益がないというのが前提かなと思います」
「こういう日本代表を応援しないやつは非国民みたいなのが無理」
「2時間で終わるならいいけど終わらんからね。実際今日は5時間かかった。そんだけの時間を観戦に割くのはどうかと思う」
という反対の声も寄せられており、賛否両論となっている。
投稿者のめがね旦那さんは「自分の学級で野球を見せるかどうかを悩んでいたので、参考程度に実施しました」とアンケートを実施した経緯を説明。賛成が約7割、反対が約3割という結果については「思ったよりも賛成が多くて驚きました。世間は学校に対しては厳しい意見が多い印象でしたが、今回の大会には教育的意義を感じる人が多かったようです。一方、寄せられた意見の中では『教育的価値』という言葉が気になりました。そんな価値は誰も『いま、ここ』で判断できないのではないでしょうか。価値がないと誰かが判断したとしても、例えば決勝戦を見て野球を始め数年後に日本代表に選ばれた子がいたら、その経験は美談として語られるでしょう。安易に使える言葉ではないと実感しました」と話している。
3/23(木) 17:20配信
ENCOUNT編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f217cdae07b21d1d78e7949b8df115a3ee91357
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Source: 芸能トピ