■「どちらかが生でしたくない、であれば生で出来ません」
配信時間は1時間を超え、視聴者とフラットに意見を交換しながら、多くの悩みに応えた。
序盤では「自分の結婚式までは避妊したいんですけど、旦那は生でしたい、そのほうが気持ちいいと言ってきます。でも私は妊娠せずにドレス着たいので、頑なに断ってます!」というコメントが届いた。
そんな相談にSHELLYさんは「まず第一に性的同意があります」とピシャリ。
「全て各々が決めて、その時の当事者同士が全部OKの上でしか出来ない。どちらかが生でしたい、どちらかが生でしたくない、であれば生で出来ません」とハッキリ答えた。
ただ、避妊だけが唯一の目的なのであれば、コンドーム以外にも避妊をする方法があると他の選択肢も提示。その懸念点についても言及した。
「コンドーム以外の方法は、女性がしなければならないことが増える。薬を飲む、体に入れるなど、女性側が自分の体に変化を起こさなければいけない。結果的に男性が生でしたいということに、女性がやらなければならないことかというと、私はやる必要ないと思う」とアドバイスした。
これに対しコメント欄では「女性側の負担やリスクが増えますよね」「身体に負荷がかかるのは女性」「お互いの思いやりが大事」と共感の声が寄せられた。
また男性用の避妊薬の研究が進んでいることにも言及。
薬になった時点でいつも却下されており、男性用の避妊薬は副作用が酷いことが理由だと説明した上で、矛盾点を指摘した。
「その副作用っていうのは気持ち悪くなったり、イライラしたり、肌荒れが起きたり、体調悪くなったり、疲れやすくなったり、目眩がしたり…。全部(女性用の)ピルと同じ副作用が起きるんだけど、男性が飲むのはイヤ。女性には飲ませる。不思議な話だよね」と問題提起した。
「女性は妊娠という命のかかる自分の身へのリスクが高く、モラルや色々な問題があるから、何が何でも自分の体を守りたいという意思で飲むけど」と立場の違いにも焦点を当てた。
動画内では他に「ピルももっと安くなってほしい」という切実な悩みを拾うなど、妊娠や生理休暇、女性向けに販売された製品やサービスが男性向けのそれよりも高価な傾向にあることに批判が生じ、海外などで問題が指摘されているピンク税まで話題を広げた。
これから改善の余地がある現状について視聴者を巻き込み、会話を交えながら訴えた。
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SHELLYさん(撮影日=2017年08月30日)
「旦那は生でしたい。でも私は妊娠せずドレスを着たい」。SHELLYさんが女性の相談にピシャリ。避妊の矛盾点が正論でしかない
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Source: 芸能トピ