「初回は世帯平均視聴率3・3%とまずまずな滑り出しでしたが、翌日以降は下降の一途で13日には1%台を記録しました」(スポーツ紙記者)
『ぽかぽか』はMCをお笑いコンビ・ハライチの澤部佑と岩井勇気、フリーアナウンサーの神田愛花の3人が務めるバラエティー番組。前番組の『ポップUP!』がわずか9か月で終了しただけに、フジからは並々ならぬ期待が寄せられていたようだが……。
「ゲストトークや朗読劇などありますが、3時間という放送時間を持て余しているように見えます。特に地方ローカル番組を紹介するコーナーでは、テレビ西日本制作の『ゴリパラ見聞録』などを30分間まるまる放送。オリジナルと違う要素といえば、スタジオの出演者のリアクションをワイプで流すのみと、はたして生放送でやる意味があるのでしょうか……」(制作会社関係者)
グダグダ感が否めない『ぽかぽか』だが、業界内ではちょっとした違和感を指摘する声も。
「バラエティー番組という立ち位置なのに、吉本興業所属の人気芸人がまったく出てないんですよ。いるのは曜日レギュラーのガレッジセールのゴリさん扮するゴリエくらい。企画が弱いなら旬の出演者で勝負すればいいのに、もったいないなと」(芸能プロ関係者)
EXITやオズワルドといったテレビでおなじみの吉本芸人がキャスティングされていないのには、どうやら事情があるようだ。
「まだMCを誰にするか協議をしていた企画段階のころ、吉本側から“ナインティナインの矢部浩之さんを『ぽかぽか』のメインMCにできないか”という打診があったんです。吉本としては長年貢献してきた矢部さんに、活躍の場を与えたかったんでしょうね」(フジテレビ関係者、以下同)
吉本が提案していた“MC”
唐突な申し出だが、吉本側は“手土産”を用意していたという。
「もし矢部さんをMCにしてくれたら、かまいたちやニューヨークを曜日レギュラーで出演させるというものでした。吉本の人気芸人がいるだけで番組が映えるので、魅力的ではあったんですが『ぽかぽか』のテーマは“若者向け”ですからね。矢部さんがメインMCというのは、コンセプトからは少し外れてしまうなと……」
最終的に実現しなかった矢部のMC案だが、フジと吉本、両者の間には溝が生まれてしまったようで─。
「いざ番組が始まると吉本芸人がまったく出ていなかったので、矢部さんの一件で吉本は人気芸人の出演を見送っているのだと思いますよ。番組側は、企画を練り直したり、引きのあるゲストを探したりで大忙し。そうした影響もあって番組の質が下がっているんです」
番組MCのキャスティングについて、吉本に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。
テレビに映らない『ぽかぽか』の裏側は、ちょっと“ギスギス”だった!?
1/26(木) 11:01配信
週刊女性PRIME
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Source: 芸能トピ