それに関連して大手広告代理店が民放キー局の番組プロデューサー100人を対象に調査したという「テレビ局プロデューサーが本当に使いたい女子アナランキング30人」を「FLASH」が掲載して話題になっている。民放各局の女子アナを、「ルックス」「アナウンス力」「仕切り力」「現場の評判」「将来性」の各100点満点で採点し、合計点でランキングしたものだ。
女子アナのランキングといえば、毎年暮れに発表されるオリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」が有名だが、結果はそちらと微妙に違う。
「FLASH」による“テレビ局プロデューサーが本当に使いたい”女子アナトップ5は以下の通りだ(カッコ内は昨年末発表されたオリコンの「第19回好きな女性アナウンサーランキング」の順位)。
1位 日比麻音子=29・TBS(トップ10圏外)。
2位 江藤愛=37・TBS(3位)
3位 水卜麻美=35・日本テレビ(トップ10圏外)
4位 岩田絵里奈=27・日テレ(4位)
5位 林美沙希=32・テレビ朝日(トップ10圏外)
ちなみにオリコンの方の1位は弘中綾香(テレ朝)だが、こちらのランキングでは18位だ。
■「ほどよい美しさ」と「度胸」
同誌は、トップ3が「ルックス」がいずれも90点を下回っていることから「『美人すぎない』ことが、逆に視聴者に親近感を与えるということなのだろうか」と分析しているが、女子アナ評論家の松本京也氏はこのランキングをこう見る。
「“美人すぎない”といっても十分華はあるし、会社などで身近にいたら十分美人と言われるレベルでしょう(笑)。ただかつては“才色兼備の高根の花”といったイメージだった女子アナが、“女子アナブーム”を経て、より親しみやすい存在に変わってきたのは事実で、それを決定づけたのはやはり水ト麻美アナだと思います」
松本氏は特にバラエティー番組などでは、ルックスだけでなく、人柄がますます重視される傾向があるという。
「さんまやダウンタウンらの大御所ばかりでなく、有吉や若林らの人気者のお笑い芸人やタレントを相手に、進行などもやりながら、ボケたり突っ込んだり、明るく楽しくやりとりができるかどうか。ある意味、そういうずぶとさや度胸、肝が据わったところがより求められていると思います」
テレビがますます配信に取って代わられる中、こうしたアナたちがその人気を支えていくだろうか。
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Source: 芸能トピ