今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒やしと感動のひとときを届ける。なお、実在の人物である牧野富太郎(1862-1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。槙野万太郎は神木、万太郎の妻・寿恵子は浜辺美波が演じる。
音楽を担当するのは、作曲家の阿部海太郎。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら今日的な音楽表現を追求し、舞台、テレビ番組、映画、さまざまなクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲を手掛けるほか、独創的なコンセプトでコンサート企画やアルバム制作も行う。音楽を手掛けた主なNHKの番組に、『日曜美術館』テーマ曲、『世界で一番美しい本』など。
阿部は「パリに留学していたときに植物画の世界を知り、蚤(のみ)の市でレプリカばかり集めていました。科学的な無心さと芸術的な情熱を込めた牧野富太郎の植物画には、激動の時代を生きた人間の息吹(いぶき)も感じられます」と印象を明かし、「脚本の長田育恵さん、そして素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと一緒に作る万太郎の物語のために、瑞々(みずみず)しい植物を描くような気持ちで音楽を作っていきたいと思います」とコメントした。
1/17(火) 12:07配信 ORICON NEWS
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Source: 芸能トピ