声優の仕事について香取慎吾さんが「何かアニメっぽくした方がいいんですか?それとも自分の声で…感情でなのか」と尋ねると、田中さんは「これが何を求められてるかを…。だから宮崎駿監督なんかは声優の芝居が嫌いって言われてる意味は私分かるんですよ」と監督によって求めるものが違う事を明かします。
続けて、田中さんは「要するに説明的な芝居、それをできなくちゃいけないんだけど、そうじゃない事を求められてるかもしれないんです」と、求められていることが真逆のこともあるのだとか。
「だから何を自分が求められていて、このアニメの中の空気がどういう空気?みたいなのをやっぱ感じ取れないと。でも宮崎監督なんかはやっぱり少年少女はそのまんまでやりたいって思われるんじゃないですかね」と監督の意図を汲み取る事が大事と力説しました。
ここで、稲垣吾郎さんが「僕らタレントさんを起用してくださったりするじゃないですか。僕ら声優さんの声出せないじゃん。やっぱこの声になっちゃうじゃん、分かるでしょ?」と香取さんに話を振ります。
香取さんは「僕若い頃に映画とかでやらさせてもらった時に『おれはな!』ってやったら『あっそういうのいらないんで』みたいな感じで…。でも『おれはさ』って言うと『それです!』って言いながら何か」と、声優っぽい演技をしない方がいいケースがあったそう。
中略
ここで、1人の子ども記者が「声優に顔は必要ですか?」と尋ねると、田中さんは戸惑いつつも「すごい質問!」と称えます。
「正直に答えるとですね…私たちの頃は全く顔は関係なかったです。声の役があってるかどうかだった。今は違います」と、当時といまの違いを解説。
当時は俳優を目指す劇団員などが生活のために声優をやることも多かったそうで、「テレビや映画に出たいって私も思っていましたし、普通のアルバイトしてるよりは声の仕事でも役者の部類の仕事をしてた方がいいじゃないですか。だから声の仕事をみんなやるんですね。私たちの世代の人はみんな俳優になりたいと思っていたけど、気がついたら声優だったっていう人がほとんど」と元々は声優希望ではなかった事を明かします。
さらに、香取さんから声優を目指すのに必要な事を聞かれた田中さんは「台本ってやっぱり日本語がきちんと読めないとダメだし意味合いが伝わらないし、作家の意図も読めないし。国語の勉強って大事だなって思ったり。もし役者に興味があったら国語の授業は大事にして欲しいですね」と国語の大切さを伝えました。
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2022/12/10
https://coconutsjapan.com/entertainment/post-92500/92500/
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Source: 芸能トピ