◇主人公の名前が“舞”だと知り「距離をとても近くに感じた」
福原さんは1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2009~2013年にNHKで放送された子供向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」に出演。放送後も主人公の“まいんちゃん”の愛称で親しまれている。
「舞いあがれ!」のオーディションを受けたとき、主人公の名前が「舞」だと知り、自身の愛称“まいんちゃん”と似ていると、親近感とともに「運命」を感じたという。「舞役をやりたいと思いました。“運命”にしたい、と。(名前から)この役にすぐに入り込めたというか、距離をとても近くに感じて、うれしかったのを覚えています」と明かす。
複数回の審査を経て、ヒロインに決まったときは「まさか……という気持ちでした。実感は湧かなかったけれど、涙が出ました。ずっと夢見てきた朝ドラ。出たくてこれまで頑張ってきた部分があったので、うれしかったです」といい、「今持っている力を全部出して、見ている方に明るく前向きなメッセージを届けたいという思いでいっぱいです」と目を輝かせる。
福原さんが朝ドラのヒロインに決まったことが発表されると、そのことを知らなかった周囲の人たちは、「びっくりしていました。LINEの通知音が鳴り止まなかった。皆さん、すごく喜んでくださって」といい、「ちょうどオーディションを受けているときに『正直不動産』(NHK総合、2022年)の撮影をしていて、その現場の方々も応援してくださっていたので、とても喜んでいました。また、『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』の関係者の方たちも、昔から私が『朝ドラやりたい』というような話をしていたので、自分のことのように喜んでくださって、うれしかったです」と顔をほころばせる。
◇「おひさま」のヒロインに「勇気をもらいました」
福原さんは、“まいんちゃん”として活躍してきた子役時代を経て、進路に迷い始めた中学生のときに朝ドラ「おひさま」(2011年)を見て、本格的に女優を志したという。
「学校のことや、お仕事のことでちょっと悩んでいたときに『おひさま』を見て、(井上真央さんが演じる)ヒロインがいつも明るく前向きで、太陽のような笑顔で困難があっても進んでいく姿に勇気をもらいました。私も何があっても前向きなこのヒロインのように頑張りたいなと。家族の温かさや人との関わり方、自分のとらえ方一つでこんなにも人生変えられるんだなと感じて、私もいつか朝ドラに出て、同じように見ている方に関われたり、少しでも背中を押せたりできるようにしたいと思いました」と熱く語る。
ちなみに「『あまちゃん』(2013年)や『ひよっこ』(2017年)も好き」と“朝ドラ好き”を公言している。
◇舞は「とても前向きで、すてきな女性」
演じる舞のキャラクターについては、「人の気持ちが分かるすてきな女の子。自分のことよりも人が笑顔でいてくれたらいいなという考え方なので、小さいころは自分の意見が言えなかったり、人に合わせたりして、自分自身がいっぱいいっぱいになって熱が出てしまう。でも、芯の部分では『強い人になりたい』という思いが誰よりも強い」と分析。
福原遥:2545人から選ばれた朝ドラヒロイン 「舞いあがれ!」の舞役は「運命」
2022年09月19日 MANTAN WEB
https://mantan-web.jp/article/20220918dog00m200030000c.html
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のヒロインを務める福原遥さん(C)NHK
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Source: 芸能トピ