「1月末に円楽が脳梗塞の治療で入院した。5月に退院しましたが、復帰は長引いている。円楽がいない間に視聴率は10%割れの危険水域に達していますからね。10%を割る前に打ち切るという話が出ています」(日テレ制作関係者)
2016年5月、5代目司会者の桂歌丸の跡目を継いだのが、当時56歳の春風亭昇太だった。
「昇太に代わってからも、話題性で20%前後の高視聴率をキープしていたんですが、〝ご祝儀〟がひと段落ついた4年くらい前から20%を割るようになった。そして、視聴率はズルズル下がり始め、15%割れするようになった。18年4月1日のエイプリルフールの企画で、常に笑点司会の座を狙っていた円楽を1日限定でやらせたところ、視聴率が20%近くまで上昇したんです」(演芸ライター)
16年6月、円楽は40代一般女性との〝ラブホ不倫〟が発覚し謝罪会見を開いた。世の女性から反感を買ったと思われたが、
「笑点が収録される後楽園ホールには〝円楽出待ち〟のおばちゃんファンが行列を作っている。実は、女性支持率が高いことが分かったんです」(番組スタッフ)
円楽でないと数字は取れない
その後、笑点の視聴率は15%前後を繰り返していた。昨年末に大喜利メンバーを降板した林家三平に代わって、新メンバーとして桂宮治が初出演した1月23日は前週より4.8ポイントアップ、16%の高視聴率を記録している。
「翌週の1月30日に放送された笑点は高視聴率を支えていた円楽が脳梗塞で再入院と報道された直後ということもあって、17.7%と今年最高の視聴率となった。この日を最後に円楽は闘病生活に入った。円楽の代役を桂文珍や春風亭小朝などの大物落語家が務めたことで、なんとか16%台を維持していた」(同)
6月19日以降は、若手落語家の中から1人ずつ大喜利の回答者に抜擢することを試みていくようだ。
「若手を入れた6月19日の視聴率は12.1%と振るわなかった。翌週は『世界のナベアツ』としてブレイクし、その後、落語家に転身した桂三度が出演したんですが、高齢者には知名度が低かったこともあって11.2%。下手すると、10%割れでした。基本、高齢者はいつものメンバーじゃないと安心しない。だから円楽の復帰が望まれているんですが、目処が立たない。10%を割る前に有終の美を飾って打ち切ったほうが潔いという声が上がっているんです」(日テレ関係者)
笑点、潮時かもしれない。
週刊実話2022.07.17
https://weekly-jitsuwa.jp/summary/archives/70568
続きを読む
Source: 芸能トピ