『なるほど!ザ・ワールド』を視聴率30%超えオバケ番組に変えた斬新なアイデア

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1: なまえないよぉ~ 2022/01/16(日) 08:54:12.77 _USER9

住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう! わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に家族で盛り上がったクイズ番組の話。活躍する同世代の女性と一緒に、“’80年代”を振り返ってみましょう――。

■クイズを楽しみながら海外旅行を疑似体験

「『なるほど!ザ・ワールド』はバブル予兆期の’80年代初頭に始まり、バブル最盛期にかけて大きく成長。好景気で番組の予算が豊富だったため『世界まるごとHOWマッチ』(’83〜’90年・TBS系)、『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』(’88〜’94年・日本テレビ系)など、海外ロケを用いた番組が増えてきた時代でした」

そう話すのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(54)。

なかでも先頭に立っていた『なるほど!ザ・ワールド』は、レポーターが世界を訪れ、珍しい事象を紹介し“へえー、なるほど”と思わせるクイズが魅力だった。

「’80年代初頭、海外旅行は、まだまだ憧れ。ハワイや欧米の主要都市を旅行する人は増え始めたものの、まだなじみのなかった国、秘境などから伝えられるクイズは、海外旅行を疑似体験できるだけでなく、多様性を学ぶ機会にもなったのではないでしょうか」

もちろん、クイズの内容だけで視聴率が30%を超えるオバケ番組にはならない。

「そこには『クイズ・ドレミファドン!』(’76〜’88年・フジテレビ系)をヒットさせたことでも有名な、王東順プロデューサーの、“見せる”アイデアが豊富に盛り込まれていたのです」

たとえば解答席が階段状になっていて、上の段の解答者から答える権利が与えられるルール。

「予選で1位になった車が、決勝で先頭のポールポジションからスタートできるカーレースから、王さんは着想を得たそうです」

こうしたスタイルの番組で、司会進行をしていたのが「おまっとさん」でおなじみの愛川欽也さん。

「解答者が、ドラマ出演の告知を兼ねた有名俳優など、非常に華やかだったことも特徴です。そんな解答者の答えに対し、愛川さんは『本当にそれでいいの?』と聞き返して迷わせたり、軽妙なトークで珍解答を引き出したりしていました」

レポーターに抜擢された益田由美さんの存在も大きかった。時には全身泥パック姿、時にはコスプレ姿で登場。

「局アナを過酷な海外レポーターに抜擢したのは、かなり珍しいケース。その奮闘ぶりから“ひょうきん由美”と愛されました」

’90年代に入ってからは、優勝者が豪華賞品を懸けて挑むゲームで、トランプマンを起用したことが記憶に残っている人も多いはず。

「クイズばかりでなく、トークあり、マジックありの総合エンターテインメント番組だったのです」

1/16(日) 6:04配信
女性自身

“へえー、なるほど”と思わせるクイズが魅力だった『なるほど!ザ・ワールド』/ Copyright (C) 2022 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7383f77d14e27b726a0b40abb6e5ddc0ccdcc6

【写真あり】『なるほど!ザ・ワールド』ずらりと並んだ解答者たち
https://jisin.jp/kasou/2058013/image/1/?rf=2

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Source: 芸能トピ

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