6月初め、ある父子が1年ぶりに顔を合わせた。父は、バブル期の“トレンディドラマ”を象徴する俳優の石田純一(68)。息子は、『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)や『未成年』『聖者の行進』(ともにTBS系)などの平成の大ヒットドラマに出演し、天才と呼ばれた、いしだ壱成(47)。父子ともに演技力は評価されるが、私生活のトラブルの多さから“お騒がせ”のレッテルを貼られている。
久々の対面は、父から子へのクレームで始まった。
純一 週刊誌になんでもかんでもしゃべったらダメだよ。
壱成 やめよ、その話。
純一 記事のせいで、娘の学校の先生に怒られたんだよ。
先月、女性週刊誌で、「マトリが来るから逃げろ、と父から電話があった」と壱成が話したと書かれた記事について、純一は怒っているようだ。
壱成 僕には“解離性障害”があって、記憶がないんだよ。
純一 うーん、記憶がないのはわかったけど…マトリとかそういう話は普通の社会ではありえない話なんだよ。
壱成 僕が意識的に話したわけじゃないことは理解していただきたい。申し訳ない。
純一 でも、マトリって言葉はどこから出たの?
壱成 あることないことを週刊誌にチクった人たちがいたんだよ。とにかく僕は「父が心配です」って言っただけ。精神がおかしいなんて話は絶対にしてないから。
純一 まあいいや、元気でやってくれさえすれば。
対談の本題は、芸能界を騒がせている性暴力問題。役者父子である2人の考えはーー。
壱成 園子温監督の件から、いろいろな監督や演出家が叩かれる事態になっていますね。園さんには僕も何度かお世話になっていて、彼のように有能な監督が叩かれて映画を作れなくなってしまうのは残念です。でもあの人、性別は関係なくて、僕も口説かれたくらい(笑)。だから実際はそこまで深刻な話ではなくて、“見え方”が悪かったんだと思う。
純一 もともと、監督と女優の恋愛沙汰っていうのは昔からあったわけだしね。
壱成 いちばん何を守りたいかっていうと、園さんの才能ですね。ある行為が断片的に切り取られたのだとしたら、不運だったと思います。
純一 でも最近の問題を見ると、女性側の目線も考えようよと俺は思うけどね。たとえば、新人さんとか弱い女優さんの立場は気遣う必要がある。「え、こんなことをしないと役をもらえないの?」みたいになっちゃうと、可哀想かな。
壱成 逆に男のほうも不憫で、普通に相手に恋をしてるだけの場合もあるから。園さんの場合は、特にそうだと思う。
純一 なるほどね。今は女性が強くなって訴えられるようになったのはいいこと。ただ、男が被害者の場合もある。俺は若いころ、業界関係者の女性に「私とヤッたら、このCMに出してあげるわよ」って言われたことがある。外国映画も含めて監督や俳優に迫られ、何度も怖い思いをした。そこで思ったのは、「嫌なものは嫌」ってこと。俺はこういうのはやれないと、自分の中に規範ができたんだ。だから、無理やりは絶対できない。
壱成 純粋なファン目線でいえば、園さんの中にモチベーションがなくなり、新しい作品が観られなくなってしまうと残念ですね。結局、ファンがいちばん損しちゃうのかな。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
エンタメ・アイドル 投稿日:2022.06.15 06:00FLASH編集部
https://smart-flash.jp/entame/186236/1
https://data.smart-flash.jp/wp-content/uploads/2022/06/14205014/isida2_main_1.jpg
続きを読む
Source: 芸能トピ