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「世間で有名ですよ、あの番組……“パクリ番組”だって」
5月27日、よりによって同じフジの「人志松本の酒のツマミになる話」で、松本人志(58)に言われてしまったのである。
面と向かって言われたのは、「呼び出し先生タナカ」で副担任を務めるシソンヌの長谷川忍(43)だった。彼は咄嗟に「やめろ!やめてください」とツッコんだものの、画面下には赤字テロップで“パクリ番組”の文字――。もはやフジも認めているということだろうか。民放ディレクターに聞いた。
「『呼び出し先生タナカ』が新番組として発表された当初は、かつてフジで高視聴率を記録した、ビートたけし・逸見政孝アナの『平成教育委員会』をオマージュした、タメになる教育バラエティ番組との触れ込みでした。ところが、実際は全く別の番組でした」
デイリー新潮は「アンガ田中 初ゴールデンMCで指摘されたパクリ疑惑 関係者は『あれでは彼の長所が生かされない』」(5月15日配信)で、「めちゃ×2イケてるッ!」(フジ)の人気コーナーだった“抜き打ちテスト”とそっくりであり、MCの田中自身もラジオでそれを認める発言をしていることを報じた。
■パクリどころか劣化版
「同じスタッフが作った番組ですから、似た企画ができるのもわからなくはない。しかし、『めちゃイケ』の“抜き打ちテスト”で教師に扮していたナインティナインの岡村隆史(51)が自身のラジオ番組で文句を言ったことで、風向きが変わりました」
岡村:別に田中くんは何も悪くないよ。(「めちゃイケ」のスタッフは)どう思って番組作ってるのか。オレとか(よゐこ)濱口(優)とかの顔は全く浮かばへんかったのかなと思ってさ。こんな悲しいことある? 他のメンバーもどう思ってるのかな。
アンガ田中を気遣いながらも、番組を暗に批判したのだ。そして、ダウンタウンの松ちゃんまで……。
「『めちゃイケ』は毎回、“旬のおバカキャラ”や“大物芸能人”をドッキリで呼び出し、抜き打ちテストを受けさせるというドキュメントバラエティであり、岡村が生徒をイジるところも、ピックアップした回答例も秀逸でした。しかし『呼び出し先生タナカ』では、かつてのおバカキャラのタレントをただキャスティングしているだけ。正直言って『呼び出し先生タナカ』は、『めちゃイケ』の“焼き直し”と言うよりも“劣化版”という印象です」
5月22日の放送では、懐かしのスザンヌ(35)が生徒として登場した。
■港新社長はどう思う
「かつて『クイズ!ヘキサゴンII』(フジ)で“おバカキャラ”で人気を博しましたが、このキャスティングを業界では疑問視しています。おバカキャラのタレントがおバカ解答をするのは当たり前のことで、全く想像の域を超えていません。しかも、かなり昔にフジで活躍したタレントを、いまキャスティングするという演出にも懐疑的です。つまり『呼び出し先生タナカ』には、オリジナリティがどこにも見当たらないのです」
ナイナイ岡村は、周囲にこう漏らしているという。
「この企画をするのであれば、かつての『めちゃイケ』メンバーで“抜き打ちテスト”をレギュラー化したほうが良かったのではないか?」
問題はさらに大きくなりつつあるという。
「アンガ田中が所属するワタナベエンターテインメントの吉田正樹会長(62)は、元フジテレビ社員で、『オレたちひょうきん族』で鍛えられ、『夢で逢えたら』や『笑う犬の生活』など人気バラエティ番組の名プロデューサーでした。今回のパクリ騒動が鎮火しなければ、何らかのアクションを起こすかもしれません。このままでは、所属タレントの田中の評価に傷がつく可能性まで出てきましたからね」
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
エンタメ 芸能
2022年06月03日
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Source: 芸能トピ