大学日本一を決める日本インカレ。トラックやフィールドには、メイクや髪染め、ネイルなどを施し、華やかな装いで競技に挑む女子選手の姿が印象的だった。
女子4×100メートルリレーで連覇を達成した強豪・甲南大は自由度の高い大学のひとつ。選手たちはメイクやネイルはもちろん、耳にはピアスも光る。選手の一人は「部のことは学生主体でやっていて、その分、髪の毛やネイルは自由にやらせてもらえる」と話す。
これは、最近の大学陸上の変化といえる。高校はメイクやヘアスタイルが規制されることが多く、今大会に出場した選手たちに高校時代について聞くと、「部則で禁止だった」「部則で絶対にショートカット」「眉毛を描いてリップを塗っている子がいたくらい」などの声が大半。「校則で決まっていたから自ずと禁止」と言う通り、教育的観点からルールが存在する高校の特性もあるだろう。
しかし、大学に進むことである程度、個人の意思が尊重される。「大学生になったら女の子はメイクをする子が多い。その風潮」とある選手は言う。今大会も「黒髪必須」「暗めの茶髪まではOK」「髪色はその年の4年生が決める」「OB、OGから言われる。金銭面で支援をしてもらっているから何も言えない」など、さまざまな事情で制限する大学はあるが、近年は緩和されるケースも。
そのひとつが、創部110年の歴史と伝統がある早大。部員によると「今春からナチュラルなメイク、ネイルは許可されている」といい、自由度が高まった。そうした背景もあってか、ある選手の「スタート前にみんなが鏡を見てリップを塗っていた」という証言はある意味、時代を反映するものかもしれない。
女子大生はオシャレに敏感になる年頃。制限があることについては様々な声が上がった。「制限がなければ、明るい髪色で大会に出ている」「パーマはOKで、髪染めとの違いが分からない」「髪色は明るくて良いと思っているけど、線引きは難しい」という本音から「見栄えとして暗い方が良いと思う」「染めたい欲がないからあまり気にしていない」という感想まで。
なかには「オシャレをしたかったから部則が自由なところに入った」と、部のルールが大学選びに影響する場合もある。
続きはソースで
茶髪・メイク・ピアスなど個性豊か、時代を映す大学陸上界の変化とは
https://the-ans.jp/women/475955/
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Source: 芸能トピ