本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであり、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。
TBSドラマは2002年放送の『真夜中の雨』ぶりとなる福田靖が完全オリジナル脚本で手がけ、主人公・新町亮太郎役で綾野が日曜劇場初主演を務める。
新町(綾野剛)は、サッカーに人生をかけてきた底抜けに明るいプロサッカー選手だったが、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で現役引退に追い込まれる。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、
スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、新町は現役アスリートの代理人やマネージメントを行う、いわば裏方として働く決意をする。
5月23日以降、出演者が発表されている本作。高橋克実、稲垣来泉、泉谷星奈、岡崎紗絵、増田貴久に続き6人目の発表となった芳根の日曜劇場へのレギュラー出演は、『小さな巨人』(2017年/TBS系)以来5年ぶりとなる。
今作で演じるのは、「ビクトリー」の社長も期待する、“デキる”若手社員・深沢塔子。深沢は責任感が人一倍強く、バリバリ働くキャリアウーマン。その仕事への姿勢が信頼を生み、入社5年目にして7人ものアスリートのマネージメントを担当している。
その一方で、かつてはアナウンサー志望であり、スポーツ選手と結婚できるかもと思い「ビクトリー」に入社したというミーハーな一面も。そんな深沢は“オールドルーキー”である新町の教育係としてバディを組むことになるが、
仕事に堅実な深沢とサッカーしか知らない新町という正反対ともいえる凸凹コンビの関係性は、ストーリーが進む中でどのように変化していくのだろうか。
■芳根京子 コメント 正直、スポーツマネージメントという職種は聞いたことがなく、このようなお仕事があるのかと思ったので、今まで見たことがない作品になるなと、
とてもワクワクしました。すごくやる気十分ですし、夏クールのドラマなので、“あつい夏”になるといいなと思っています。
今回、塔子という役をやらせていただくにあたって、髪を20センチくらい切りました! ここまで思い切ってバッサリ切ったのは初めてで、自分でも鏡を見るたびに驚いてしまいますが、
新たな自分をお見せできるのではないかなと思っています。撮影が始まったばかりで、塔子という女性をどう魅力的に生きていくか模索中ですが、新町さんとのコンビが、
見ていてすっと入ってくるような気持ちいいコンビになるといいなと思っています。撮影初日には、初日と感じないような楽しい掛け合いができたと思うので、
これから撮影が進んでいくとともに、2人がどう進化していくのか……空気感がどう変わっていくのかとても楽しみです。
“スポーツ”の物語ですが、いろいろな方が共感できる作品だと思います。私もスポーツの経験はないですが、心にすっと入ってくるこの感じをたくさんの方々に楽しんでいただけたらいいなと思います。
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Source: 芸能トピ