すべての発端はフワちゃんによるお笑いタレント・やす子への不謹慎投稿だ。これでフワちゃんは表舞台から姿を消すことになった。
記憶に新しいのは9月7日放送の『有吉の夏休み2024 密着77時間in Hawaii』(フジテレビ系)。今年もフワちゃんはレギュラー出演していたが、オンエアではまるで存在しないかのように、きれいにかき消された。
ネット上では「神編集」とも揶揄されたが、芸能界に身を置く者はたった1つのミスで存在ごと“なかったこと”にされてしまう昨今の空気感に戦慄を覚えたに違いない。
◆「マジでヤバイ」
某中堅芸人は「マジでヤバイ。フワちゃんの発言はたしかに不謹慎だけど、ここまで制裁を食らうものなのか……。SNS社会になってから、すぐ“通報”されるし、テレビ局もコンプラ、コンプラの世界。私は事前に事務所の人間と『これはOKか、これはNGか』とネタをすり合わせしているけど、それでも完璧じゃないからね。テレビの“お笑い”は萎縮していくだろうね」と語る。
一連の騒動で最も“とばっちり”を受けたのが、『Aマッソ』の加納だ。
8月31日配信の『NEWSポストセブン』によると、当時フワちゃんは加納とお笑いトリオ『トンツカタン』森本晋太郎と旅行中。
ここでやす子の投稿を見つけた加納がフワちゃんに「この投稿どうなん?」と聞いたところ、フワちゃんはそれを先輩からの“フリ”と勘違いし、問題の投稿をしてしまったという。
フワちゃんは8月8日、自身のXで
《投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました》と説明。同時にフワちゃんは加納と森本について
《2人は本件の投稿については関わっていません》と強調している。
◆加納が“黒幕”扱いされるワケ
それでもネット上では、加納を“黒幕”扱いする声が根強く、ついには仕事面でも影響が出始めているという。
「フワちゃん騒動で加納さんの名前が出てから、これまでならすんなりOKだった仕事が決まりづらくなっているそうです。はたから見たら、彼女がやす子への投稿を考えたわけではないし、フワちゃんを扇動したわけでもない。それなのにナゼ……と思いますが、これが現代社会の“リスクヘッジ”なんです。名前が出た時点で一旦ペンディング。(使う側が)炎上を恐れてビビりまくっているんです」(お笑い関係者)
現状を打破するためには、フワちゃん騒動のインパクトが少しでも和らぐことを期待するしかないが……。
Aマッソの先輩『ハライチ』の澤部佑は、3日放送『ぽかぽか』(フジテレビ系)のクイズコーナーで
「フワちゃん! フワちゃん!」と連呼。スタジオは盛り上がったが、ネット上では依然として「笑えない」「ガッカリした」という厳しい声が多かった。
「もともとフワちゃんは澤部さんやAマッソと同じ事務所にいました。澤部さん的にはイジれるようになれば、騒動も少しは和らぐと思ったのでしょうが、まだ早かったようですね」(テレビ局関係者)
当のフワちゃんは8月11日に芸能活動を休止して以来、動向は全くわからない。関係者によれば「復帰は早くても来年」とか。それまでに機運が高まればいいが、果たして……。
フワちゃん騒動で『Aマッソ』加納にとうとう影響が…芸能人を追い詰めるネット社会の「過剰反応」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d97069d5259b0a5e60415b1ff9722b1661d83dce
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Source: 芸能トピ